シナリオスクールのリアル基礎講座|シナリオ教室の劣等生

第17回 構成3「転・結」

シナリオの「転」(クライマックス)

 

感動させる=テーマを伝える

 

※但しテーマそのものはセリフで言わせない。言わせてしまうと臭くなる。テーマは観客に ”感じさせる”モノである=アンチテーゼとの変化を作ることで伝える。

 

クライマックスは ”無” である
クライマックスでも”結”でも更に葛藤させて、もう一つのクライマックスを作り最後の最後まで葛藤させる。

 

※伏線はバレるように書くのが基本→バレることでより面白くなるように書く。面白くならなければ書く意味が無い。

 

 

シナリオの「結」(ラストシーン)

 

ラストシーンは1シーン位がちょうどいい→テーマの定着、余韻。

 

ドラマ自体は「転」で終わっている。オチではない、どんでん返しでなくてもいい。連続モノの 「結」 は期待(次回)。

 

※部分部分が面白くて1時間モノ、2時間モノが面白くなる。

 

 

箱書き
物語を起承転結に分解して分けて全体が見えるようにする構成法。

「転」、「結」から「起」、「承」を書いてもよい。箱書きのメリットは繋がらなければ変更できる、エピソードの逆転が発想できる、差し替えの検討がしやすい。

 

 

【課題】
今回の宿題のテーマは 「別れ」 原稿用紙20枚
盛り上がる、感動する別れを描く。主人公と他人との別れ、人物関係にドラマを作る。

 

答え:別れることに葛藤させる、シーンに雰囲気を出してみる。雰囲気を描写する。

 

第18回、第19回 発想法、コンクール、企画書、脚色

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