第20回、第21回 職業モノ、回想、ナレーション
第20回 シナリオに書く職業もののポイントとジャンル
〜管理者より〜
あまりにつまらない授業内容により途中退席しました。どのようなことを話していたかというと、素材はTVドラマベースで刑事モノはこんな感じとか、医者モノはこんな感じとか、およそ我々一般人が了解している範囲での確認みたいな事を繰り返していました。意味が無いので今回は割愛させていただきます。
第21回 シナリオの回想、ナレーションの技術
回想、ナレーションでも映像表現が重要であり、前提でもある。
ナレーション
ナレーション(N)と ”人物の声”は別物である。区別して使うべき。1、登場人物のナレーション→セリフと同じ書き方で ”〜〜のN「〜〜〜」” とする。
2、ナレーターのナレーション→同上 ”N「〜〜〜」” とする。
※ナレーションの使い方は複雑な時代背景や社会情勢を説明する、心理や感情を説明するなど、映像に成り難いものに限る。
シナリオの回想
※回想シーンが単なる説明ならばセリフにするべき、説明セリフには出来ないからそこを考える。工夫をするべき。具体的な映像になった時にどうなるか想像してみる。
回想の種類
1、直線回想法、随時回想法とは 現在→過去→現在 過去の説明にならないように注意が必要。2、サンドイッチ回想法とは 現在⇔過去→現在 整合性、つじつまに注意が必要。
3、扇状回想法とは 現在を中心に複数の過去へ行き来する、回想が複数発生する。
イメージの映像
回想ではなくイメージだけの映像の書き方場所がある場合→ ”○(イメージ)場所(時間帯)” としてト書きに描写。
場所が無い場合→ ”○イメージ” としてト書きに描写する。
【課題】
今回の宿題のテーマは 「秘密」 原稿用紙20枚
主人公にまつわる秘密。回想シーンで秘密を明かす。
現在のストーリーを描き、回想後の主人公の変化を描く。
答え:メインストーリーがあって、回想がある。その結果どう変化するのか。