シナリオスクールのリアル基礎講座|シナリオ教室の劣等生

第13回 人物の描き方1

シナリオは人物が1番重要である

 

人物はシーンから創出する。ストーリーからではない。シーンからキャラクターの個性を考える。

 

※普通の人がやらない動作、普通の人が言わないセリフ。

 

※感情移入できるキャラクターは作らなければならない。

 

キャラクターの個性は必要あるなし、関係あるなしではない。しっかりキャラクターを描く事で感情移入がしやすくなる。
注意点はあまり描き方が多いと性格がバラつく。破綻する。
コツとしてはイメージキャストを設置する。

 

 

シナリオの人物の種類

 

1、主役(ラウンドキャラクター)→物語の中でもっとも描かれている場面が多いキャラクター。職場、家庭、行き付け、文化活動など。登場人物の中でいろいろなシチュエーションに描かれている。多面的に光をあてる。

 

2、脇役(セミラウンドキャラクター)→主役に対して限定的な描かれ方をされているキャラクター。主役の部分的なシーンにだけ存在する。

 

3、端役(プレートキャラクター)→通行人A,Bとか、会社員A、Bなど。

 

4、エキストラ(人物表に書かない)→端役でセリフがないキャラクター。

 

 

シナリオの人物の紹介方法

 

性格面→行動の動機付け。一番の優先事項。

 

境遇→生い立ち。

 

職業→地位、立場。なるべく詳しい方がいい。具体的に描く事が個性付けになる。なんとなくはNG。

 

人間関係→物語のキモ。

 

その他→癖、趣味、心情、考え方等。

 

 

キャラクターを作る
登場人物のやや詳しい履歴書を作る。

性格を1つだけ決める。例えば ”気が小さい” を徐々に膨らましていく。
キーワードを決める。例えば ”思い込みの強い人” そこからイメージする。
ネーミングを工夫する。イメージに合った名前にするとブレにくくなる。
あだ名や他人からの呼ばれ方などでもいい。

 

 

【課題】
今回の宿題のテーマは 「兄妹、姉妹」 原稿用紙12枚
性格の違い、境遇の違いを描く。長い間一緒だったが為に関係が濃くなる。

 

答え:長い時間を共有した分だけ他人より深い関係性により対立を描ける。

 

第14回 人物の描き方2

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