シナリオ、脚本のマインドセット|シナリオ教室の劣等生

シナリオ、脚本のマインドセット記事一覧

ここでいう目的とは、物語やキャラクターの目指すもののことではない。我々脚本勉強家の動機、である。なぜ我々は脚本、シナリオを書くのか。そこに確固たる理由は、存在しないのである。戦うべき理由は存在していない我々脚本勉強家はなんでシナリオを書くのか、また書かねばならないのか。この問いに答えられる人はあんまりいないのではないでしょうか。むしろ、この答えを持っている人は成功する確率が高くなります。ご覧になら...

脚本家は基本”負け組”前提の仕事である。スキルとしては大変優秀な ”勝ち組” であるが、経済的には完全な ”負け組” に分類される。もし成功したとしても かなり後払いな職業環境であるのだが、一方では恵まれてもいる側面もある。モノ書きはビンボーである吾輩は脚本家である。金はまだない・・・成功者でもある先人の脚本家の大先生でも ”脚本家なんて目指さないほうがいいんじゃない?” と申しております。脚本家...

シナリオスクールに通うと大きな目的としてシナリオコンクール、コンテストの入賞を目指す、というものがあります。でもちょっと待って下さい。プロの脚本家への登竜門?日本の映像業界において、脚本家という職業に就く為の具体的なスキーム、とはどんなものでしょう、選択肢があるのでしょうか。ハッキリ言ってあまりありません。それでもスポンサーや映像会社がコンテンツの企画を立ち上げて、脚本家という人が映像の設計図を書...

脚本家、シナリオライター志望でシナリオスクールに通って勉強するのは有意義である。しかし、シナリオスクールは業としての生き方までは提案しない。無論、仕事を紹介してくれる訳でも何でもない。シナリオの方はスクールでもなんでも利用してスキルアップを求めればいいのだが、それだけでは食っていけなくなる可能性が高い。シナリオと食べていく事は全く別これからシナリオライターや脚本家を目指す人たちに言いたいのです。そ...

なんとも挑戦的なタイトルなのだが、シナリオの真理を追究するとこうなる。講師だけでない、プロの脚本家だって参考の域を出ないのだ。それが理解できていたか、管理者は出来ていなかったのだ。シナリオに「教わる」は、ない管理者も、今でも信じがたい事実なのです。恐らくシナリオに興味を抱いている大多数の人は同意しないのではないでしょうか。そして反発して然るべき意見だと思います。その、落とし穴とも言うべき事実を検証...

音楽の表現とシナリオによるそれは意外に似ている。何を隠そう、音楽にまつわる創作はシナリオを書く事から始まるらしい。音楽で表わされるものはあくまで感覚的である。音楽から学べる事とは感覚である。故に文字や言葉の解説に終始しているシナリオの世界では分かり切らない事まで感覚的に学べるのだ。センスを学ぶには文字や言葉ではたかが知れている事を音楽は語る。曲を聴いて感じる事を考えてみる。音楽はシナリオ創作と似て...

生きていて、日々感じるネガティブな感情、「文句」や「批判」。理屈でなくどうしても感じてイラっとする感情は人の性質上、物凄く印象に残る。それはうっとうしい以外の何物でもないのだが、見方を変えるだけで商売にも発想にも使える。何か発想しなければ前に進めないシナリオにおいて、これほど行動に直結する感情は、他にない。その文句、仕事になる脚本家、脚本勉強家たるもの、文句、批判の精神が無ければなりません・・・別...

脚本の中身は基本的に何を書いてもいいのだが、何でもいいが難しい。マーケティングとは売るものを売り易くするための技術である。この考え方は脚本にも存在する。自分の取り組むべきお話しは誰に見せるモノなのか、それを理解していなければ地雷を踏みかねないのだ。マーケティングを知っていれば、なんでも書けるという事はなくなり、ある程度のガイドラインにもなる。いわば書く前の準備といったところである。そのシナリオ、誰...

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