第4回 映像の特性
シナリオの立ち位置
シナリオ、脚本→撮影→映像表現
である。
文章表現との違い
文章表現とは ”読むため” のものである。
その違いは
1、時間(経過)
2、心理描写
3、人物関係
4、形容詞(一部)
5、目的、状況
映像の特性
映像とは ”目で見る、耳で聞く” ものである。
時間と空間を飛躍させることができる
どこを描いて、どこを描かないか。モンタージュ
2つの映像を組み合わせて違った意味をもたせる技術例えば、貴族の贅沢な生活と貧しい家族を組み合わせることで=不公平、表と裏 を表現できる。
視覚を武器にする事が出来る
行動で心情を表現する事。”枠”(フレーム)がある
小道具1つでも細かい表現ができる。例えばフレームから外す演出、回想シーンに頼らない演出、カメラワークに頼らない。
ドキュメント性
本物を写せる。リアリティ。特撮
イマジネーションを求められる時代。白黒
【課題】
今回の宿題のテーマは 「迷っている人」 原稿用紙3枚
”迷っている” 心理描写をト書きで書いてみる。
ヒント:結果は書きません。迷っているシーンを書きなさい。仕掛けを考えよう。
答え:迷っている=葛藤という意味です。葛藤を描く事はストーリーではなくドラマを書いてみて下さいという事。感情移入できるところの学習。