第12回 ト書きの技術2
シナリオのト書きに書く情景、舞台装置
場所を特定する→単に “渋谷” とせず、”渋谷センター街”とする。
ト書きには柱より詳細な具体的な場所が特定できる。地名、駅名等、情景で特定する。
シナリオのト書きに書く人物の配置、動作
セリフの前のト書きに喋るキャラクターの名前をいれて位置、配置を指定しておくと重宝する。
食事の配置等。
動作について種類
一般動作
歩く、食べる、動作そのものを示すものでそのままの表現では面白くなり難い。要素のプラスαの必要性あり。
生活動作
職業や境遇にまつわるもの。専門的、知る人ぞ知る、その環境にいなければ行わない動作。面白くなりやすい。
性格動作
性格ならではの動き。ごく普通の動作では面白くなり難い。個性が必要。関係動作
リアクションの事。これが1番面白くなりやすい。考えて、丁寧に拾っていく。
※キャラクター作りでは性格動作が重要である。
※小道具とシャレードを活用する。シャレードとはジェスチャーゲームのこと。身振り手振りだけで何を言っているかを当てるゲーム。事象を説明する。
【課題】
今回の宿題のテーマは 「写真」 原稿用紙11枚
過去が写っている写真。何が写っているのか。過去の当時を描くのではなく、現在を描く。
過去と現在。
答え:写真そのものをどう使うか、動かない写真を時間経過を使って “動かして” みる。