シナリオ、脚本の発想法U

人は何もないところからは発想できない。

 

発想とは出力であるからだ。

 

出力は何らかの入力が無ければできない。

 

何をソースとするのか、発想の具体例を紹介する。

 

映画を大量に見倒す効能

自分の発想を見つけるには、ズバリ!映画を見に行くことです。

 

それもたくさん見に行きます。

 

映画って我々の求めている答えが映像実態としてとしてそのまま写っています。

 

映画を吸収効率のいい最適な環境で、つまりは映画館でたくさん見ます。

 

一番簡単で誰にでもできる発想元

たくさんの映画をはじめ、既存の映像作品を見るとどんな効果があるのか・・・

 

それは、気がつかせてくれます。

 

それも私のレクチャーみたいに知識として、ではなく感じるという形で気がつかせてくれます。

 

自分の描写、イメージ、アイディア、上手くいっているところ、足らないところ、映画を見れば見るほど気がつきます。

 

ちまたに出回っている映像作品でもそうですが、映画は我々の疑問に対する答えをそのまま提示されています。

 

教えてくれているのですよ、映画って。

 

本来シナリオは映像の設計図なので、実際の制作工程を語ればシナリオがあって映像が作れます。

 

先にシナリオがきます。

 

映像、つまり映画館で見る映像が制作工程上あとになります。

 

この工程はマストなので出来上がった映像は、当然私たちの疑問に答えるために描かれているわけではありません、当たり前です。

 

映画は観客を楽しませるために作られていますから、本来の目的と違います。

 

でも、シナリオ執筆における疑問に対する答えでもあるのです。

 

変換のち逆算

映画の目的から我々の求めるべき解に変換します。

 

作られた映画そのままでは分からないので変換します。

 

これって、今までの視聴者目線でただ眺めているだけでは答えは導けません。

 

作家目線にならなければ解が見えません。

 

例えば、シーンというものが分からないのであれば、見た映像から「そのシーンって、シナリオはどうなっているのかな」と想像します。

 

この想像することが変換ということになります。

 

変換すると我々が求めるべきシナリオの「仕事」が見えてきます。

 

これ、変換しないと分かりません。

 

ですから今までのように映画を見て「あ〜楽しかった」で終わってはいけないということです。

 

こうして変換できるパートはありとあらゆるものに通じています。

 

発想法にしても、構成法にしても、これからレクチャーするテーマだってそうです。

 

テーマってなんぞや、と問われるなら、週末に見た映画があったとしたらその映画を一言で表してみてください。

 

2時間の映画を一言で表してみてください。

 

一言で表せたのなら、それがテーマの意味になります。

 

出来上がったいる映像からあなたなりの答えを考えてみます。

 

テーマが疑問ならば見た映像のテーマを自分で考えて与えてしまいます。

 

勝手に与えます。

 

当然その作品の原作者や監督やシナリオライターが考えたものとは全く違うでしょう。

 

基本、映像作品のテーマは文言として、決して表には出ません。

 

作品の設計段階で設定されるものなので、具体的なテーマそのものはパンフレットでも買って読んでみて、その中の監督インタビュー記事に載っている場合がある、そんな程度でしか知る由もありません。

 

しかしながら、作品のテーマ設定は必ず行うものであり、シナリオを描く際に必要なファクターです。

 

そんな重要な割に表に出ないから、こっちで勝手に想像します。

 

勝手な想像なので本物とは違った形になりますが、それでいいのです。

 

見た映像を評論しなさいと言っているのではありません。

 

あなたが見て感じた事を出してみてください、といっています。

 

こういった視点で映画を見ていれば、なんらかシナリオの執筆で疑問があれば大抵のことは映画に載っています。

 

ただし変換が必要です。

 

肝はあなたなりに読み解く、というところです。

 

あなたなりに映像を読み解くことによりいわゆる 『逆算』 が出来るのです。

 

シナリオから映画という制作順序を映画からシナリオに逆算が出来るのです。

 

読み解くとは自分だったらこうするという視点で出されています。

 

あなたのフィルターが掛かっているのですね。

 

無論、あなたのフィルターが掛かったものは制作者の意図とは全く違うでしょう。

 

でも、極単純に言えば・・・

 

見た映画の作りに対して 「わたしだったらこうする」「わたしならこうした方が面白い」 というものに挿げ替えちゃえばシナリオは完成してしまいます。

 

制作者が作ったものと違ったオリジナルであることに変わりありません。

 

こう言うと「それはパクりだろ」とか言い出す人がいます。

 

私は映像そのものを真似ろとは言ってません。

 

作りを読み解け、と言っています。

 

それはパクりでも何でもありません。

 

映画から逆算することが出来ればおおよそシナリオに必要な仕事は理解できるようになります。

 

シナリオを教えようとしている私の存在価値なんて吹っ飛ぶほどに映画は教えてくれるのです。

 

だから、スクールに行くお金があるなら映画を見てください。

 

そしてあなたなりに感じてください。

 

テーマってなに?ログラインってどうなっているの?モチーフってなに?物語の起伏ってどうなっているの?・・・

 

これら全部、映画には盛り込まれています。

 

そして、あなたが書くシナリオなので、あなたが 『どう感じたのか』 それが基準になります。

 

作者、制作者の考えたものではなく、あなたがどう感じたのか、ここがポイントです。

 

映画館へ行くと多少お金は掛かりますが、これが一番のシナリオ学習法になります。

 

映画を大量に見倒すこと、それが最高の教材でもあり、最良のお手本でもあるのです。

 


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