ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

意識とアンテナ

 

穂乃果の提案した所謂スクールアイドルプロジェクトは海未から猛却下されてしまいます。
でも諦め切れません。
屋上でたそがれていると綺麗な歌声が耳に入ります。

 

穂乃果が自ら張っていた ”アンテナ” に引っかかったものはアイドル活動に必須な曲の専門家である真姫の歌声なのでした。

 

よく人から言われる「アンテナ張っときなさい」とか、何か気付いた事を「私のアンテナが〜」とか言いますね、でもアンテナってなんでしょうか。
正直、管理者はこのアンテナって意味がよくわかりませんでした。「物事に敏感になるってことの総称なのか」程度しか理解していませんでした。

 

ビジネス論により、ようやく気付いたのが自分の”意識”を向けるということと、アンテナは張ろうとして張れるもんじゃないということでした。

 

アンテナは”意識”とも訳せるのかな、とも考えましたが、それだけではおおざっぱ過ぎて説明が足らなそうなのです。

 

アンテナを張る、とは何かに意識を向けることになるのですが、それには理由が必須になります。
 ”訳あり意識”とでもいいましょう。

 

アンテナの使い方は、自分の普段の無意識の中にこの”訳あり意識”を盛り込みます。
必要に迫られている事、疑問や悩み、強い欲求等を頭で意識する事で見えないアンテナを張る事ができます。
実際はなんとなくいつも忘れずにボヤ〜っと頭の隅に置いておく・・・そんな感じでしょうか。

 

このアンテナの役割は無作為にあまたある事象の中から意識した事柄に関連するものをピックアップする便利な機能を持っています。

 

管理者自身、アンテナの意味は詳しく知りませんでしたが実はいつもやっていた事でした。

 

わざわざご丁寧に名前まで付けられているアンテナなのですが、それにはちゃんと理由があります。
上記のとおり目的、理由が無ければ意識の向けようがありません。

 

それが穂乃果の場合、諦めきれないスクールアイドルプロジェクトになります。この段階では妄想に等しいこの訳あり意識は未知の情報を求めて穂乃果の周辺でアンテナを使って絶えずクロールします。

 

アンテナは日常に潜む情報を読み取る為の重要なツールなのです。そしてそのヒントは日々過ごしている事象の中に必ず存在するのです。

 

普段の無意識では感じられないものがアンテナを張る事で気が付けるようになります。
そしてこのアンテナの感度は訳あり意識の度合いによります。強く意識すれば感度も上がるのですが、なにより強い動機が感度を押し上げます。
そして日常にあるアイディアのヒントをもたらしてくれるのです。

 

日常に必ず存在するヒントは大なり小なりアンテナに引っかかってきます。
ですが残念ながら人はすぐ忘れてしまいます。
シナリオスクールでも推奨していましたが、小さいメモ帳を携帯して気付いた事を逐一書きなさいと指導されました。管理者は闇雲に書いてもしょうがないと感じ実行しませんでしたがプロの脚本家でもこのネタ帳みたいなものを活用してあまたある事象からヒントを抽出しています。

 

ネタ帳を持ち歩くにしても目的設定が必須であると管理者は思いますが使いこなしている人はあまり決まったことにこだわらないようです。

 

例えば普段生活していて何か不満を感じたり、イラっとしたことだけをカリカリと書いていきます。

 

このネガティブな文言の塊が商売の種になります。ネガティブな事象は、もしそれを解消できるサービスを構築出来れば仕事になります。ネガティブな題材でそれを解消する物語が書けます。

 

いい事を書いても目立ちません。人は悪い事、忌み嫌うもの、ネガティブな事柄にはポジティブなものより強い反応を示します。このような人の特性を利用しない手はありません。そのネタ元は誰にでもある日常にいくらでも転がっています。

 

それに気付けるか気付けないか、しかありません。

 

上記のとおりアンテナは張ろうとして張れるものではありません。大きなアンテナを張ろうとするなら強い意識が必要です。それも尋常でないレベルまで意識を高められればかなりの情報がタダで収集できます。
どんな訳があって意識付けするのかは自分で見極めなくてはいけませんが、単純にわからない、判断が出来ない時もあります。
情報収集について、アンテナを張る以外のヒントを提案します。

 

世の中は学校ではありません。生きる上では明確な答えなんてありません。そこで学校では禁止されていた行為であるカンニングをします。
ここで申し上げたいのが、積極的にカンニングしようということです。っていうかしなければいけません。解らない事はカンニングしてでも他人から盗まなければなりません。それくらい解らない事に対峙しなければ強い意識は持てませんしアンテナは張れません。

 

そしてなにも盗むまでしなくても、単純に解っていそうな人に聞けばいいのです。

 

本を読んで著者の経験を自分のものにすればいいのです。
要は積極的な意欲を持ちましょうという意味なのです。

 

遠慮して解らないままにしておくと思考停止して行動を制限されます。それを防ぐため、諦めないためにカンニングしてでも解決しなければ成し得ないのです。

 

もちろんリアル社会の何らかの試験会場でカンニングしてはいけませんが、物事に疑問を抱いたらこのカンニングの思考は己を助けてくれます。
解らない事が理解できると案外気持ちいモノでもあります。試してみて下さい。

 

そしてアンテナを貼り続けてください。それが前進に繋がるのです。

管理者著書

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