ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

明確な目標がモチベーションを支える

 

成功する人は明確な目標があります。

 

その目標により内に秘めたるモチベーションが保たれひたすら向上していきます。

 

明確な、とは数値、期限もそうですが理由も含まれます。やみくもに「〜〜までに〜〜億円稼ぎたい」でもかまわないのですが人に説明できる、納得を得られる理由がないと結局挫折してしまいます。

 

穂乃果がμ’sを立ち上げた時はまだラブライブ!の開催は決まってなかったので”学院存続”しか目標設定されていませんでした。

 

いまや学院存続とイコールになったラブライブ!出場はランキング19位まで登りつめ現実味を帯びてきました。これにより穂乃果のモチベーションに火が付きます。

 

本来の目標、学院存続は未だ解決には至っておりませんが現実的な直近の目標になりうるラブライブ!の出場は、あわよくば権威性をも手に入れられるチャンスです。
この明確な目標は穂乃果たちにやる気を供給し続けます。

 

ラブライブ!に出場できて優勝でもしようものなら一気にまるっと解決できてしまうのです。

 

それを支えているものが動機、理由です。
穂乃果たちにスクールアイドルをやって「何を手に入れたいの?」と聞いたとしたら「廃校を阻止するためのたくさんの入学希望者」と返ってくるでしょう。
 「なんで廃校を阻止したいの?」と聞けば「生徒みんなの幸せのため」と返すでしょう。

 

モチベーションを保つための理由付けには条件があります。それは自分以外の要因である必要があります。

 

なぜでしょう。もちろん人気者になりたい、スクールアイドルをやってみたい、それで稼ぎたいでもアリなのかもしれません。
でもそれは自分の都合に留まることになります。

 

強力なモチベーションを発揮するには「貢献」が要になります。
具体的な誰かの為であり穂乃果の場合、学院生徒みんなの為となるでしょう。

 

単に自分だけの事柄より自分以外に動機を求めた方が折れにくくなるのです。

 

またμ’sの属性にも関わってきます。
μ’sはお客さんにエンターテイメントを提供して、お客さんを楽しませることを存在価値としています。
自分が楽しむことは副産物であり本来はユーザーに主眼をおくべきなのです。

 

μ’sの場合、お客さんの支持、応援が不可欠になります。
もし動機理由が自分たちの為だけに設定されていたらお客さんを楽しませることは出来なくなります。

 

いわゆる自己満足で終わってしまいます。

 

自分の事だけしか考えられない人が他人を楽しませることなんて出来るわけがありません。
共感も応援ももらえません。ですから他人が、音ノ木坂学院の生徒が応援したくなるような動機理由が必要なのです。

 

更に目標は高ければ高いほどいいのです。
高すぎる目標は尋常でない努力が必須になりますが、逆に目標が低すぎて簡単に到達可能であると努力はしません。

 

努力すること自体が目標ではありませんが努力なしでは、目標が高かろうが低かろうが結果は得られません。
その結果は修正されて当初に決めたことと多少違っていてもそれは必然で間違いではありません。

 

要は何らかの結果が伴えばいいのです。

 

そして結果を得るためになんとかしてモチベーションを保たねばならないのです。

 

管理者は、この事柄に気が付いた時点で随時付け加えでも構わないと思います。
自分の為に始めた事でもやっているうちに誰かの為になると感じてもいいし、いままでの恩義を誰かに返す為でも構いません。

 

やっているうちに現実味を帯びてきたら後付けでもどんどん目標を上方修正していっていいと思います。

 

なにもモチベーションを表現する必要はないので内に秘めておいて行動の源として持っておけばいいだけの事です。
そこから出力していって応援してくれる人が出てきて小さな成果が出れば穂乃果みたいに勝手にモチベーションが上がるのです。

 

自分の行動は誰の為のものか、その理由がはっきりしていれば思考もブレませんし自分に甘えません。
もしそのような人が見当たらないのであれば勝手に作ってしまいましょう。

 

自分以外の誰かを勝手に設定しちゃいます。

 

別にその人をどうこうするものではありません。勝手に自分の内に秘めるだけなら責任も生じません。
出来るだけ自分が大切に思っている人をピックアップして心の中で指名してしまいます。それでモチベーションを保てるのならおおいに利用すべきです。

 

μ’sだって誰かから学院を守ってくれ、と言われたわけではありません。

 

自分たちで勝手に意識した結果なのですから。

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