ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

長所だけ伸ばす発想

 

穂乃果の母はちゃんと見抜いていました。

 

 「出来る出来るって全部背負い込んだんでしょ」と言っています。
結果はともあれ穂乃果はこの「出来る」意識が長所であります。

 

本編を見通しても穂乃果はあまりネガティブな言葉を口にしません。
それこそこの#12で今までとのコントラストを利かすがごとく弱音を吐きます。

 

でもこの#12が特別であって基本的に穂乃果の長所はμ’sには欠かせないものとなっています。

 

当たり前ですが人には長所、短所があります。
これは短所が悪いという意味ではありません。そういうものなのです、人間って。

 

ですが人はなぜか短所を補う事に注力しがちです。もちろん間違いではありませんが、どうせ時間と力を使うなら短所を補うより長所を伸ばした方がいい結果に結びつきやすいのです。

 

ここで一つの疑問が湧いてきます。

 

長所ってナニ?と。

 

このページは会社の就職面接攻略法を解説するものではないので、あんな外ヅラだけの名目ではなく、本質で考えてみたいと思います。

 

簡単な方法として自分の長所が良く解らなければ他人に聞いてみるといいです。
自分の事をよく知っているであろう人に聞いてしまいます。

 

でもそんな人の意見でも鵜呑みにせず自分の納得する部分だけを取り入れます。そもそも長所短所なんて客観的な観測でしかありません。

 

デフォルトで他人目線になっているのですから、あまりアテには出来ないのです。

 

人は基本勝手な事を平気で言います。
採用面接で長所短所を聞かれますが、それは自分が評価すべきものでなく他人が見た観測値であり、本人に聞くこと自体ナンセンスなのです。

 

なんかその人の客観性を見る為らしいのですが問答で判るわけありません。面接時のネタ、ただのネタでしかありません。

 

管理者が過去にお店を任されていた時も採用面接で相手の長所短所なんて、聞いたって意味無いので聞きませんでした。まぁ大勢には敵わないのですが。

 

とりあえずでも自分の長所がわかったらそれを伸ばすにはどうすればいいかを考えます。

 

もしスポーツを経験されていればその経験に当てはめる事で視界が開けます。

 

野球でいえば、投手は球を投げる事に特化した存在です。その中でも守備やバッティングがうまい人もいますが基本的にマウンドから球を投げてバッターを打ち取る事の専門職です。
その専門性を極めれば投手として成功します。
その投手に、うまくないであろう守備やバッティングは求めません。それでも十分OKなのです。

 

この理屈だけ見ても短所である部分はやらなくていいことになります。短所は他の人に投げられるのです。
他の上手い人にやってもらえるのです。

 

スポーツの場合、短所は他に任せて自分は長所だけ伸ばすことに専念します。
もし投手が足が遅いからと言って一日中走塁の練習に明け暮れていたら監督から怒られます。

 

これと社会と同じ理屈で動いています。
とかく人は短所の底上げに気を取られバランスを取ろうと考えがちですが、これは間違いです。

 

自分にしか出来ない特化したところを作らねばなりません。

 

短所にこだわる必要がない事を理解したら長所だけ意識するのですが”少し”では足りません。伸ばす長所は突出していなければ効果が薄いのです。

 

ここでもどうやって突出させるかのイメージが湧かない場合にスポーツが一役買います。

 

管理者はメジャーリーグが好きです。あまたいるメジャーの投手でも投げる事以上に突出したやり方で打者を打ち取る人がいます。
ナックルボーラーと呼ばれている投手で、その投手は球を真っすぐに投げません。ナックルという変化球をメインに投げて打者を惑わして三振を取ったりボテボテのゴロを打たせたりしてアウトを重ねていきます。

 

ですが決して華麗ではありません。
球速は遅いし変化した球がどこに行くかわからないほど曲がったり落ちたりするのでキャッチャーは毎球毎球ミットで捕球せず身体に当てて受け止めます。
それでも打者を打ち取れるのでそれが実績となりウェイクフィールドやディッキーは名選手となりました。

 

以前のニューヨークヤンキースのクローザー、リベラだってプロになった当初からクローザーでカットボールを投げていた訳ではありません。
思考錯誤があって成功した現在があるのです。

 

プロの人でも最初から出来ていたのではないのです。
彼らは自分の長所を探したのです。探して試して見つけて伸ばしたのです。

 

この思考は応用するべきなのです。自分の長所を認めたらその中で何が先鋭化できるか探すのです。
そして見つけられれば最大の武器となります。

 

このように長所は作れます。自分の気に入る形で作れれば大きな財産にもなります。

 

ろくに長所短所の意味を額面上しか理解していない面接官なんか蹴散らせます。
そして短所なんかにかまっている時間はもったいないのです。

 

穂乃果はその長所ゆえに窮地に立たされます。
時として長所の力がネガティブな方へ働くこともあるでしょう。

 

上記のナックルボーラーも投げた球が捕球できず結果サヨナラ暴投となり敗戦投手に何度もなりました。
リベラだって3試合連続グローンセーブなんてこともあるのです。
完璧ではないのです。

 

でも長所を極めた人はまたその長所を使って更なる高みを目指して行けるのです。

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