ラブライブ！ビジネス論　高坂穂乃果はＣＥＯ

誰でもすぐに出来る意識改革があります。

それが「全ての責任は自分にある」という考え方です。

なかなか出来そうで出来ないのも事実ですがこれを実行しないと先に進めないばかりか生きていて幸せになれません。本当です。

穂乃果は自責の念に駆られ涙します。
たった一度のミスで何もかもリセットされてしまいました。自分だけならまだ許せたのかもしれません。大切な仲間まで巻き込んでしまいました。

ラブライブの出場はμ’ｓの実力と全く関係ない所で断たれました。

それは穂乃果のせいなのです。

うまくいっている時はあまり感じないものですが、こと失敗が続いたり思うようにいかない事が重なったり気持ちが沈みがちな時は特に自分以外に責任所在を求めがちになります。
確かに生きていればいいことより、よくない事の方が圧倒的に多く苛まれます。

またネガティブなことは印象に強く残ります。どうしても後を引くのです。
そんな苦しい状況から抜け出したい一心で、また自慰の為に人は責任を他人や物や自分以外に向けます。

多少なりともその場は気が楽になるのでしょう。
でも実際はその思考を容認するともっと苦しみます。いつも他人のせい、周りのせいにしているとその度その度思考が停止します。

あまり自覚はないかもしれませんが他に転嫁すると転嫁したことに満足してその先を考えません。

考えないのでまた同じ目に合います。

この理屈は難しくありません。問題があってうまくいかなかったのにその問題の解決法を考えなければ永延と同じ問題が発生する度に悩まされます。
少なくとも解決に至らずとも対処くらいは考えなければなりません。

簡単な事なので誰でもそのあたりは想像するでしょう。でも結局面倒になって他に転嫁します。
その方が楽だからです。

でも実際は、責任転嫁する思考は百害あって一利なしなのです。これが事実です。

客商売の経験が長い管理者はお客さんの言う事、やる事を観察しておよそ見当が付きます。
そして残念でダメな人ほど文句を言ってきます。

恐らく他でもさんざん言いまくっているのでしょう。なにげにこなれています。

そんな人は自分から地雷を蒔いている事実に気が付きません。

そして自分で蒔いた地雷を踏み付けます。自爆しておいてその責任を他人に転嫁してクレームを入れたり文句を言ってきます。

こちらが筋道立てて説明して弁解の余地を無くしてやると最終的に「サービスが悪い」だの「態度が気に入らない」と難癖をつけてきます。

この人生きてて幸せなのか？と何度思ったことでしょう。幸せな訳ありません。

原因はその人が自分で考えないで転嫁することしかしないからなのです。
そして今日も気に入らない事をばら撒きながら人に文句を言い続けます。

他人のせい、周りのせいにすることは簡単ですが思考停止に陥ります。

実はこれが怖いのです。
当事者は気が付きません。思考停止は問題そのものよりも問題なのです。

どうすれば防げるか、それは全ての責任は自分にあると考える事です。

そこから思考が広がります。問題解決能力も発揮できます。
それは例え問題の原因が実際に他にある場合でも、とりあえず自分のせいと一旦考えてみてください。自分の行動を点検してみてください。

気が付く事があれば恐らく同じ轍は踏まずに済むはずです。

うまくいかないのは自分のせい、お金に困るのは自分のせい、全ての責任は自分にある思考は結果的に自分を守ってくれます。

これから生きていく中で困ってしまったら、なんとかして自分で解決策を見つけなければなりません。
人のせいにしている場合ではないのです。

そもそも他人や環境なんて変えようがありません。めんどくさいし時間もかかります。

それより自分自身を変えた方が格段に早いのです。

会社に文句言っても始まりません。選んだのはその人です。
社会に文句付けても変わるわけありません。

管理者も「こんな理不尽な世の中なんて消えちゃえ〜」なんて思ったこともありますが本気ではありません。

この思考の転換は誰にでもすぐできます。
すぐできて効果絶大な思考が　”全ての責任は自分にある”　という意識なのです。

この話を前向きに捉えられない人は注意してください。思考が止まっている可能性がありますよ。

穂乃果も人のせいにしたり責任を転嫁したりしません。

大きな失敗はしましたがそれでも穂乃果はＣＥＯなのです。

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