ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

努力は報われない

 

努力は基本的に報われません。

 

努力はあくまでこちら側の都合でしかないのです。受け手には関係ありません。

 

よっていくら”私はこれだけ努力した”と言っても、相手にとってはそんなのどうでもいいことなのです。
これは会社員でも同じです。上司によっては結果が出ない場合でもそれが想定内なら一定の努力評価もあるかもしれません。

 

でも結果が伴わない努力は本当の意味で努力とは言わないのです。

 

穂乃果の失態でμ’sの努力は報われない結果となりました。
穂乃果は、努力が実ってラブライブ首位出場を果たし結果を出したA-RISEとの落差に気落ちします。

 

全ては結果なのです。これは架空のスクールアイドルだろうがリアルの会社員だろうが経営者であろうが共通の概念です。

 

例外はありません。

 

ラブライブの場合、期限があってその期限までに人気ランキング20位以内がラブライブ出場条件です。
実力があろうがなかろうが、その期限に間に合って条件が満たされます。

 

実力と期限の2要素が結果の基準になります。
しかしμ’sはこの条件と違う要素で結果を得る権利を失いました。

 

それは倫理です。

 

理事長親どりが言うとおりで、結果を出す為なら何をやってもいいというわけではありません。

 

μ’sは学院活動の基本的な部分を問われました。
μ’sの目的は学院に生徒を集めるためのものですがμ’s自体が直接関われないものでもあります。
その効果を狙ってのラブライブ出場なのですがあと少しの段階で基本的なルールを守れませんでした。

 

いくら”私たちは一生懸命努力しました”といっても、実際にその通りでもラブライブには出られません。

 

一生懸命行った努力は報われないことになります。

 

何もやっていない普通の女子高生と同じなのです。

 

それでは報われない努力は価値がないのでしょうか。やらないほうがいいのでしょうか。

 

当然答えは否です。

 

努力自体の正体はお解りいただけたと思います。
それではどうすれば結果に結びつけることができるのでしょう。

 

それはもう報われない努力をただひたすら繰り返すしかありません。

 

結果と呼べるものを手にするまで精進するしかないのです。
尋常でない努力をこなして一喜三憂しながらでも続けて行動するしか方法はありません。

 

そんな不毛なことを何カ月何年と継続できた人が成功者となれます。

 

その意味を教えているのがビジネス論なのです。

 

努力と結果は比例しません。グラフで書くと真っすぐな右肩上がりにはなりません。
基本底辺を這いずります。
でも底辺を這いずっていても途中で止めないで継続していけばある日突然ぎゅ〜んと上がることがあります。

 

これを爆発点と言います。
爆発点の概念は広告手法のドミナント戦略とかで出てきますが人の努力にも当てはまります。

 

ドミナント戦略とは同じ地域に同じ店舗を複数出店する展開方法なのですが、別の地域に1店舗づつ展開するより結果的に繁盛します。

 

狭い地域で露出を増やすことによって人の印象に強く訴求することができます。

 

京都で有名なイノダコーヒーがそれにあたります。
それでも店舗を構えてから直ちに効果がでるわけでなく、時間がかかります。
グラフでいうとずっと底辺を彷徨います。それでも諦めずに営業を続けていくとある時一気に上昇します。

 

なにが起こったのかというと、店を出します→人に認識されます→あちこちどこでも見かけます→親近感が湧きます→誰かが店に入ります→店に入る人もあちこちで見かけます→自分も入ってみようかな、と思います→実際に入ったらおいしかった→友達にも勧めます→口コミが広がります。

 

こんな感じで推移します。
このような行動する人がある時に一気に増えて同じ行動をし始めるのです。この爆発点がひとつの結果になります。

 

人の努力に置き変えてみてください。
お店を継続することが努力を続けていくことになります。ドミナント戦略の店舗の数は努力の量と同義です。短期間でたくさん努力出来た方が結果を伴い易いのは明白です。
そして底辺生活を耐え忍んで続ければある時爆発点が訪れます。

 

いつ訪れるかは、どれだけ短い時間で努力出来たかに寄りますので一概には言えません。
ですがこの爆発点さえ掴めば結果となりその瞬間、報われることになります。

 

無論地道に少しずつ上がって行って結果高レベルまで到達すれば成功となります。

 

何が言いたいかというと結果さえ出てしまえばそれまでの努力なんてどうでもいいのです。

 

ただ底辺で諦めたらそんな結果なんか出る訳がありません。
続けていければいろんなものも見えてきます。それまでだって成功と言えなくても小さな成果でもあればそれは財産になります。

 

失敗すれば教訓になります。

 

努力は報われません。

 

でも努力する以外に道はありません。諦めない事が肝心なのです。

 

さて、努力を”額面上”無駄にした穂乃果はここからなにを得るのでしょうか。

管理者著書

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