ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

全ては集客のため

 

スクールアイドルμ’sの存在は何のためにあるのでしょう。

 

μ’sとしてグループを作りエンターテイメントを提供する意味はどこにあるのでしょう。

 

それは「集客」にあります。
お客さんを集める為に存在しているのです。
そこから得る利益だとか恩恵は効果であり結果でしかありません。

 

もちろん結果が欲しくて行動を起こすのですがそもそも集めることが出来なければ叶いません。

 

そのそもそもを穂乃果たちはスクールアイドルというパッケージに委ねました。
全ては集めるためにあるのです。

 

リアルでも二次元でも人を集めなくては物語は進みません。
ピンで完結する場合もありますがそれでも誰かしら相手は必要になります。

 

自分以外の人を集める事が出来て初めて効果が期待出来るのです。
集客の考え方は例え集める人が友達でも部員でもシモベでも、下僕でも、お客さんでなくとも集める行動は共通しています。

 

集める側=送り手は、
集められる側=受け手をどうにかして集めないと事が運びません。

 

利益目的という分かり易い形としてあえて「集客」とします。
自分で人を集められれば自営業者、経営者となり、
自分で集められなければ会社員として集められる人に仕えます。

 

もちろん人の営みは仕事だけではありませんが、仕事をすること自体は選択肢ではなく、人が生きる為の基本的にやらねばいけない事であり人生の大部分を占めてしまいます。

 

人を集められるか集められないかでその人の属性さえも決まってしまい、歩む人生も変わってしまいます。

 

人は生まれてきたら基本的に受け手です。
お金を使う側に属します。お金を集める側になるには努力が必要になります。

 

お金を集めるにはまずお金を持っている人を集めなければなりません。

 

ハブの概念は前述の記事にも書きましたが、ハブという箱を作ってそこに人を集めます。
ハブとは人の集まる要素なのですが、詳しくいうと目的や理由を同一とする不特定な他人の集まれる根拠と言えるでしょう。

 

その目的理由が人の欲求を満たせる箱となります。
箱とは、学校だったり、お店だったり、会社だったり、管理者みたいなサイトであったり、宗教だったり、スクールアイドルだったりします。

 

形はそれこそ無限大にあります。
穂乃果が思いついたのはこのハブをスクールアイドルという形で世の中に落とし込めば廃校を阻止できるというものでした。

 

スクールアイドルという箱に人を集められると踏んだのです。

 

ハブを作らないと人は集められません。ですが上記のとおり”無限大”に選択肢があります。
なんでもありです。
なんでもあり、は何をしたらいいか解らないことでもあり、この答えを見つけない限り自分の立場は変えられません。

 

長年サラリーマンでしかなかった管理者は自分の立場を変えるべく行動を起こしています。

 

仕える立場でしかない人生を何とかしたいという思いからビジネス論を勉強し行動に至っています。
今ままでに商売の経験はあるにはありましたが結局失敗しました。

 

大きな負債とかはなかったのですがなぜ失敗したかというとこの「集客」が出来なかった事にあります。

 

それもその当時は勉強もしていなかった為、キチンと分析できたのはこのビジネス論を学んだ最近でした。
ようやく初めて気が付いた次第なのです。

 

当時、箱は作れました。支持してくれるお客さんも複数いました。
お客さんを集めて商売を始めたわけですが、集め続けなければ継続できない現実に対応できる仕組みを作っていませんでした。

 

不特定の他人を集める為には信用が必要になります。
その壁を壊せないまま頓挫してしまいました。振り返ってみるとそれでも方法論はあったと思います。

 

しかし当時はテンパって思考停止してしまいました。
そして安易に敗者としてサラリーマンに戻りました。管理者の人生は残念なサラリーマン人生であったと思います。

 

サラリーマンが悪いという意味ではありません。無論ビジネス論も大いに役に立ちます。

 

サラリーマンの立場だってハブも作れます。
その事実を知っている人がトップセールスをあげられるカリスマになれるのでしょう。

 

それでも管理者は違う道を探します。仕える立場には拡張性に乏しい面もあります。この点いつも窮屈に感じて生きてきました。
サラリーマンを全うしてきましたが本意ではありません。もっと価値のあるものが世の中にはたくさんあると感じます。
管理者は人生を残念なもののままにしたくありません。

 

μ’sに話を戻します。
見てとれるμ’sの集客戦略の有効な手法が”オリジナル”と”新曲”にあります。

 

これがμ’sの存在価値に大きく貢献します。オリジナルで新曲を提供し続ける意味は単純にお客さんを飽きさせない一点にあります。

 

見ている人は新しいものに、いい悪いは別として敏感に反応します。
気に入ればμ’sの価値観に加速がつきます。
それでも気に入らない人も当然出てきます。
誰でも提供するもの全てにおいて万人が気に入ることはまずありません。

 

そのようなときに選択肢があればリカバリー出来ます。

 

不特定な他人には不特定な価値観も存在します。
 ”START;DASH”が気に入らない人でも”ワンダーゾーン”が気に入る人もいるでしょう。

 

オリジナルで新曲を出し続ける意味は選択肢を増やせる事と同時に新しい顧客の拡大にも貢献します。
もちろん既存の顧客の満足度を上げることにもなります。

 

これが他のスクールアイドルのコピーではせっかく練習しても効果薄になってしまいます。
オリジナルに価値があるのです。

 

価値の高いものを提供し続ければ確実にファンは増えるのです。そして1曲より10曲の方が確実にいい結果をもたらすのです。

 

ただし送り手であるμ’sはそれを実現させる為に多大な苦労、努力を要します。時間もかかります。品質も落とせません。簡単にはいきません。

 

お客さんを簡単に楽しませる為には血の滲むような努力が必須になるのです。

 

しかもその努力は見えないし見せません。

 

お客さんの利益=楽しむ事に絞られなければならないのです。

 

このような努力を重ねて少しずつ成果が上がれば積もり積もって結果的に学院の集客にも通じるのです。

 

ハブが無ければこのような化学反応は期待できません。
どんなハブを構築できるか、その箱にどんな価値を付けるか、付けただけでは管理者みたいに頓挫するので、付け続けられるかが運命の分かれ道になるのです。

 

ぶっちゃけ集めた人が直接売り上げに関わらなくても集められればそれだけで価値を生みだします。

 

集められることに意義があり、利用価値が生じるのです。
集めることさえマスター出来ればなんでも応用して出来てしまいます。ですが集められないと普通の人に戻ってしまいます。

 

人を集められる好例の架空のスクールアイドルμ’sですが、その思考はリアルととてもリンクしているのです。フィクションでありながらリアルライクなのです。

管理者著書

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