ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

高坂穂乃果のビジネススキル

 

メインヒロイン高坂穂乃果の優れている部分は何でしょう。

 

μ’sの発起人でリーダーである彼女に見習うべき点をまとめてみたいと思います。

 

穂乃果は行動します。
とりあえず行動して実感してその次どうするか、考えます。そして行動を止めません。

 

意外とリアルでも出来そうで出来ていない、やっていそうで実はやっていない部分です。

 

このサイトでは行動を変えるにはまず思考から変えるべしと説いてきました。
行動の結果が現れない、または出ない場合において修正転換すべきはその行動の源、思考から変えないと結果には結びつきません。

 

ですが思考にこだわりすぎてもいけません。
こだわりすぎると逆に行動出来なくなってしまいます。頭でっかちになり自分の”思い”だけで結論を導き出そうとします。

 

行動が不十分になり結局結果は付いてきません。
思考は大切なのですがある程度考えたら四の五の言わず、この点だけは難しく考えずに行動を起こさなければなりません。

 

行動は、起こしているといろんな副産物を与えてくれます。
やっているうちにいろんな事に気付きます。それがとても自身に貢献します。

 

管理者もこの記事を書くときに下書きまでして内容を詰めていません。ですがひとつのテーマから思う事を書いているうちにこれもいいな、あれも書きたいな、と勝手に拡張します。

 

結果的に5KBくらいすぐ書けてしまいます。
いつもそうなるとは限りませんが思考の部分はほどほどにしておいて、やはり重きを置く、時間を割くなら行動の部分であるべきなのです。

 

穂乃果はこの点が長けています。
それが他の人では遠慮して出来ない事でもやってのけます。

 

決して物語のフィクションではありません。現実的な人の行動を模したものなのです。

 

穂乃果は言い訳をしません。
出来ない理由を考えるのではなく、どうすれば出来るか、しか考えません。

 

ポジティブシンキングと一言で片づけられがちですが、これが出来るのと出来ないとでは結果に雲泥の差がつきます。

 

裏的には穂乃果も人間である以上出来ない理由を何かに転嫁しているかもしれませんが分かりません。

 

ラブライブ!は夢を語る物語の側面もおおいにありますのでネガティブな表現を好んで使っていません。

 

でもなぜ人を楽しませる為のアニメストーリーがネガティブな要素を入れないか、お分かりでしょうか。

 

答えは「面白くない」からです。

 

穂乃果が言い訳した結果、行動を失敗しても話として面白くないから描写しないのです。

 

無論あえてそのような描写を入れる場合もありますが、それは前提として好ましい結果に対するコントラストを利かせる目的があっての布石でなければ面白くなりようがありません。

 

つまり言い訳は”犬も食わない”のです。

 

とてもつまらない行為なのです。
海未はよく恥ずかしくてやらない言い訳を穂乃果にしますが、それを穂乃果が払拭するから成り立つのです。

 

リアル人間でも同じです。
言い訳やネガティブな表現はやっている人も見ている人も面白くないのです。

 

ですがそれに一生懸命になる人がいます。ネガティブに支配されている人です。
文句を言うことに意識を奪われている不幸な人です。
本人はネガティブを出力することで気が休まる気がします。なので一瞬の安らぎを求めてがんばってネガティブを垂れ流します。

 

その安らぎはあくまで錯覚に過ぎません。
ネガティブを出力してしまうと意識の支配が加速します。
その人は自分でも気付かないうちにつまんない人、面白くない人、つまらない人間になります。

 

その不幸は選択できなかったのかというとそんなことありません。
自分で率先してつまらない人間に成り下がっているだけなのです。
愚か者に自分で勝手に成り下がった結果なのです。

 

必要以上に面白い人になる事もありませんがつまらない人間には誰しもなりたくはないはずです。

 

日々生きていて自分以外から影響を受けて被害感に襲われる事は珍しくありません。
そういう目に合うと思考も停止してしまいがちです。
でもそんな時ほど思考を巡らせ客観視してみてください。

 

そしてその後の行動をしっかり選択してほしいのです。
他要素からの影響と自分の選択は同一ではありません。混同してしまわぬよう気を付けたいことなのです。

 

簡単なのは無条件で言い訳はしない、ネガティブを出力しないという固定概念を持つ事です。

 

全ては自分の為にするべき事です。穂乃果みたいに。

 

穂乃果は出し惜しみしません。
行動に制限を作りません。
仲間への気遣いに遠慮しません。
発想に枠を設けません。
それらは結果を意識することにも繋がります。

 

惜しみない努力は良好な結果を得るための条件であります。
ですが見ての通り、自分の出来るだけの事しかしていません。穂乃果は穂乃果自身が今できる範囲の最大値を発揮しているだけなのです。
そして出来る限りを他人に分け与えています。
それが共感を呼び同調を促し結果を最大まで拡張させるのです。

 

何かを得ようとする場合、まず与える事から始めなければ成し得ない理屈は前述の記事にも書きました。
さすがに穂乃果の現在位置は自分の出来る範囲で何かを与えて企業提携に結びつけるとか商売を興すといった大きいものは出来ませんが、規模の大小の違いだけでやっている事は同じなのです。

 

何かに取り組もうとする場合に崇高な目標を立てる事はとても有意義です。
ですが最初は所詮自分ひとりの出来る範囲でしか努力のしようがありません。

 

目標を細分化してダウンスケールして自分の出来うる最大値に合わせないと挫折します。
この思考の肝は、大きすぎる目標を実現可能なレベルまで落とすということと、落とす基準を自分の出来る「最大値」に合わせなければいけない、ということです。

 

この「最大値」が出し惜しみの無い本当に自分ができるマックスでないと次に行けません。
段階を踏むことで実現が困難なものに立ち向かうのですから目標が高すぎても、もともと実現性は無いわけですし、ダウンスケールして簡単にクリアできるように低すぎてもなかなか大きな目標には届きません。

 

合わせるべきは自分の最大値なのです。

 

穂乃果はあらゆる面でこの最大値を発揮しています。
出し惜しみなしです。目標意識、行動、想像、慈愛、と公私問わず取り組みます。

 

サラリーマンはこの思考を持ち合わせていても会社の枠組みというものがあります。
それは公私混同しなくてもいい反面、制限にも繋がります。

 

トップセールスを打ち立てるような優秀な社員さんは公私なんて関係なく行動しています。
休みの日でもみんなの見えない所で勉強したり仕事について考えて行動しています。

 

このような人は結果が出るべくして出ているのです。
才能と言う人もいますが才能以前に惜しみない努力をしているからトップになれるのです。

 

やっていない人よりやっているからなのです。

 

それは自分の出来る範囲の最大値でしかありません。
最大値をクリアし続ければ結果は自ずと付いてきます。これが成功のロジックなのです。

 

穂乃果のビジネススキルと題しましたが本質はこのような基本的な姿勢にあります。

 

これだけに留まらない高坂穂乃果ですが、大事なことなのでもう一度訴えます。

 

 「これは物語上のフィクションではありません」

 

 

管理者著書

『シナリオ技術とビジネスセミナーの融合〜売れるバックエンドのストーリー〜』



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