ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

ブレーキをかける人

 

生徒会長という名誉のある要職に就く絵里は大変大人な女性です。
見た目も考え方もとても成熟しております。

 

そんでもって大人ならではのデメリットも持ち合わせています。

 

前しか向いていない穂乃果に絵里は諭します。「簡単に考えて欲しくない」と。
物事に慎重になる姿勢は大人ならば誰しも持っています。これも防衛本能なのでしょう。
でもこればっか考えていると行動出来ずに時間ばかり経過し結果思考停止に陥ります。

 

行動のプロセスには思考さえまとまれば、あとは何も考えず目的にだけに力を注ぎ実行しなければいけないタイミングというものがあります。
大人になればなるほどこの決断が難しくなるのは、経験が邪魔をする為です。

 

それでも出来る人はお構いなしに行動します。
世の中の経営者や上司といわれる人たちの中には、なかば強引に物事を進める人がいます。よく言えば「強いリーダーシップのある人」、悪く言えば「ゾンザイな人」です。そのような人は時には他人を虐げても強引さを発揮することで結果を得てきたのだろうと思われます。

 

この世の中結果が全てです。

 

当人がいくら努力しようがそんなの関係ありません。結果を出すための努力であって結果がでないものは努力とは言いません。これが現実です。「ゾンザイ」になるかどうかはその人の器量、センスによるものとは思いますが。いずれにしてもこのような人はアクセルを全開にするタイミング、フルブレーキを踏むタイミングを熟知しています。
そのあたり、端から考察するとちゃんと使い分けています。そしてそれが的確なのでうまくいきます。

 

問題はブレーキを掛けることだけ得意な人、これが厄介な存在でどこにでも必ずいます。

 

ネガティブな方向に物事を捉える習性は本能なのでしょうか。かく言う管理者もポジティブな思考よりネガティブな考えのほうが思いつき易いと感じます。批判、非難、「やる」より「やらない」、「考える」より「考えない」、いいところの評価よりアラ探しetc・・・

 

先日、ガッチャマンクラウズ第一期を見ていてベルクカッツェが言ってました。
「人の不幸は密の味」と・・・

 

基本的に人間はポジティブイメージよりネガティブイメージに強く反応します。
しかし何か成し得ようと思ったときにこの思考は妨げにしかなりません。時にはブレーキも必要でしょう。でもこのネガティブスパイラルに囚われるとなかなか抜け出せません。
考え始めるとホント、夜も眠れなくなります。結果病気になります。スゴく危険な状態に追い込まれます。
楽しくありません。

 

そんなときは自分を客観的に見てみることで突破口が開ける場合があります。もし自分で客観的になれないほどテンパっていたら他の人に助けを求めて第三者からヒントをもらいましょう。

 

この時に気を付けたいのが第三者の人選です。
ネガティブモードの人間は絶対に避けること。なるべく自分の方針に賛同して応援してくれる人、アクセルを踏んでくれる人からエネルギーを得るべきです。
恒常的に批判や言い訳をしている人は自分のネガティブスパイラルに他人を巻き込もうとします。そんな始末の悪い人に付き合う必要はありません。

 

もしあなたが志しを持って考え、行動しているとしたら、そんな批判的な思考しかしていない人間よりはるかに思考し行動しているはずです。妨げる人は自分で言っているほど考えてもいないし、まして行動なんかしていません。聞く耳を持つだけ時間の無駄です。

 

そしてどこにでもいます。ここでも人の「属性」を見極める必然性が出てきます。

 

そんな人に負けないでください。

 

補足しますがご存じの通り絵里はブレーキをかける人ではありません。客観的な観測をしたに過ぎません。

 

でも大人であるがために素直になれないジレンマが彼女にはあります。
それを救ったのは彼女自身の持つ思いやりの気持ちです。相手を気遣う気持ちは最強の生産性を生みます。
このあとの展開で絵里は様々な事象を客観的にとらえて周りと自分を成長させていきます。

 

絵里は決してネガティブではないのです。

管理者著書

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