ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

好きなことでなければ続かない

 

花陽はコソコソとライブのチラシを奪取します。真姫は自分の行動が具現化する様をみて満足感を得ます。
ともに自分の「好きなこと」によるものの描写ですがリアルでも好きなものパワーは強く働きます。

 

「好きなことじゃないと続かない」とは興味もなく関係無いことには関われないということです。

 

仕事を選ぶとき、何かを立ち上げるときにこのあたりを履き違えると致命的な結果にもなりかねません。
だいたいにおいて「お金の為」とか「生活の為」を優先順位1番にしてしまいます。そしてこの潜在的無関係さが見えないところで人を蝕んでいきます。
結果続けられなくなります。
大人ですから気に入らない職でもガマンして、人の繋がりとか将来の展望とかいいところ探してなんとかモチベーションを保っているのでしょうが所詮無関係なのですから仮面は剥がれやすいものです。

 

人は理由が無ければ行動しません。理由を感じなければ思考しません。

 

その理由の最大要素が「好き」なのです。人の好き嫌いに理由は存在しません。
その人の感じた”好き”はその人のオリジナルな感性なのです。この理屈のない”好き”が何かを取り組む時に大きなよりどころになります。

 

 ”好き”にはそれ自体主体性があります。誰かから与えられた感情でなく自分で獲得したものです。この時点で好きでも何でもない他要素とのアドバンテージがあります。

 

何も努力もしなくても”好き”と感じるだけで他人より何歩もリードしています。

 

勝手にアンテナが張られて好きにまつわる情報を集めています。興味があればその意味を更に探します。それも好きな事だから苦には感じません。むしろ幸せ感に包まれます。

 

 ”好き”を仕事として選択した場合でも、趣味ではないので仕事特有の悩みは付いて回ります。
スキルだったり人間関係だったり、仕事にすると困難に必ず直面します。
それでも好きであり続ければ諦めたり止めたりする理由がありません。

 

何事にも継続に価値あります。

 

継続しなければ小さいものも大きくならないし、成功もありません。
諦めたり止めたりしては成し得ないのです。
でも困難にぶち当たると止めたくなります。何かを成し得たいと思った場合はなんとかして諦める、止める決断を避けなければなりません。

 

 ”好き”はその最大の防波堤でもあるのです。
反対に好きでないものは続きません。好きでも嫌いでもない事は続くわけがないのです。

 

自分と無関係な事は趣味にもなりませんが仕事にもならないのです。それを”割り切って”仕事にしてもその人は幸せには感じないでしょう。稼げなければなおさらです。

 

もちろん継続の過程で自分の好きと巡り合う事はあります。それでもデフォルトで好きなものに取り組んでいる場合とそうでない後付けで好きになったのと比べれば格段に前者が前向きに見えます。後付けの好きはその取り組みを終えてしまえば”あのときは好きだった”になってしまいます。過去形になりやすいのです。

 

本心で好きでなければ続くわけがありません。

 

そして自分と無関係な事には取り組めません。特に新しいことを始めるときにまず「自分は何が好きで、何が得意で、何の経験があって」を考えるべきなのです。
興味もなく無関係な分野に手を出すことは、いくら稼げる見込みがあってもやったって続きません。憧れている世界はあるかもしれません。でも全く自分と無関係な事には入り込めないのです。

 

シナリオを書く場合でも自分の好きなものを書くべきです。

 

最初から好きでもないテーマは書かない方がいいのです。課題のテーマでもそのテーマに縛られるのではなく自分の得意な分野でテーマに沿った内容にすればいいのです。

 

シナリオの仕事のオファーにしても、なんでもかんでも受けていいものでもありません。
実績が無いととりあえずでも仕事があるならと言って自分の得意分野以外のテーマになっている仕事を受けようとします。
実績もお金も、業界の人との繋がりも欲しくて引き受けてしまうのですが、これは失敗の元になります。

 

いいものが出来ません。

 

結果クライアントに出来の悪い脚本家と評価されてしまいます。
こんな評価を受けるなら初めから受けない選択をしておけばよかった、ということになります。

 

これはプロの脚本家さんの意見でもあります。シナリオスクールの講師の中には、とりあえずでも仕事を受けて、そこから人脈を広げろ的な考えを推奨する人もいますが、間違いです。
脚本家ならなんでもかんでも書けるわけではないのです。ですから、なんでもかんでも受ければいいってものではないのです。
自分の得意なフィールドで勝負すべきなのです。自分から負け試合を選んではいけないのです。

 

お相撲に詳しい脚本家の内館牧子さんは脚本を勉強していた時代、自分の好きな相撲の話ばかり書いていたそうです。そして横綱審議委員会に選ばれるまでに登りつめました。

 

このように自分の”好き”は最強なのです。
例え些細な”好き”でも意識すれば拡張できます。小さい”好き”がプロフェッショナルの種となります。

 

年齢なんか関係ありません。環境も関係ありません。

 

自分の”好き”は言い訳を許しません。言い訳したら自分を裏切ることになります。そこから自分のオリジナルを導き出すことはずっと楽なはずです。

 

好き嫌いに理屈や理由はありません。その人オリジナルの感覚です。その人の普遍的な物であるからこそ、それに素直に従えます。

 

これが出来る人が成功し、できなければ失敗となります。

 

その答えは誰でもその人の中に眠っているのです。

 

μ’sもそれぞれ自分の”好き”の集合体です。その最大公約数がスクールアイドルとして形を成します。

 

だから彼女らは、スクールアイドルをやっていて幸せを感じ、続けていけるのです。

管理者著書

『シナリオ技術とビジネスセミナーの融合〜売れるバックエンドのストーリー〜』



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