ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

真の協力者

 

真の協力者とは損得抜きに行動をともにしてくれる人を指します。

 

リアルでも成功している人はこのような腹心が必ず存在します。でも実際はなかなかそんな人は現れません。

 

管理者の実感としては大人になればなるほど人との付き合いは大なり小なり損得抜きでは有り得なくなります。大事にしたい人に対してはあえて損得勘定を与えないようにして、それがかえって一定の距離を置く原因になったりします。

 

真の協力者になってほしくて利益を差し出していたとしても成就しません。

 

悲しい限りですが、きっと管理者の与えたものが足りなかったのでしょう。それだけ他人に理解を求めることは難しいのです。
しかし悲観的な観測だけではありません。
真の協力者とは家族親戚にも当てはまります。文字通り損得抜きに協力してもらえます。
日本の企業の大半が家族経営、同族経営である事実はこのあたりに起因するものではないでしょうか。いづれにせよ何か成し得ようとするとき一人では限界があります。真の協力者の存在は必須といえるでしょう。

 

花陽は真姫と凛に引きずられて屋上に連れて行かれました。
真姫と凛は共通認識のもと花陽に行動を促します。花陽にとって真姫と凛は真の協力者といえます。

 

そして花陽自身は気づいてないと思われますがμ’sに入る決断を二人に任せた(決めてもらった)おかげで花陽は晴れてハブとなり、真姫と凛をまとめ上げてお互い真の協力者となる役割を果たします。

 

これで”まきりんぱな”が完成します。

 

このような相乗効果が発揮されるのも真の協力者たる所以なのでしょう。
もし花陽が自分だけで決断して一人でμ’s加入を申し出ていたらこんなうまくはまとまらなかったのではないでしょうか。

 

このようにお互いの足らない所をカバーしながら前進できる人が真の協力者と成り得るのですが誰でもいいというわけにはいきません。
まず損得抜きはもちろんですが批判的な人はなれません。
これは家族兄弟親族に置いても同じです。

 

更に自分自身に対しても確認しなくてなりません。自分が真の協力者に利益を与えられるか、真の協力者の成功が自分の成功と思えるかが重要な課題となります。
相手のみならず自分も資格審査が要となります。
これが出来ない場合やめておいた方が賢明です。
お互いアラ探しに終始して空中分解するのがオチとなります。

 

ではどうやって真の協力者を見つければいいのでしょうか。

 

それはもう与えまくるしかありません。対象者がいればその人が自分に感謝の念を抱くまでひたすら見返りを求めず与えるしか方法がありません。

 

俺は経営者だ、とか発起人だとかでおごりを見せたら即効で吹っ飛ぶでしょう。
力では支配なんかできません。結果また初めからやり直しとなりいつになっても真の協力者は作れません。

 

お客さん、広告、真の協力者などを相手にする場合、「自分の意見」を聞いて欲しかったら「相手の意見」を聞くこと、「相手の利益」を考えることが共通の概念なのです。

 

真姫と凛は花陽の背中を押すことで自分たちの活路を見出しました。
結果的に人の背中を押すことで自分の背中を押したことになります。

 

この描写はかなり計算されて構成されているのです。

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