ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

トップの意識

 

穂乃果は にこ先輩を仲間にする方法を模索します。

 

ことりと海未は にこ先輩の気質を見て”難しそう”という先入観でいいアイディアが浮かびません。
しかし穂乃果は二人とは視点が違いました。

 

一方 にこ先輩はこっそり(あからさまに)穂乃果たちの動向をさぐり続けています。明らかに穂乃果たちに興味があります。

 

ここでトップ二人の意識を覗いてみると、その違いに気が付きます。

 

穂乃果はμ’sのリーダーで にこ先輩はアイドル研究部の部長です。

 

立場的にはどちらもトップですが穂乃果はスクールアイドル活動を正式な部活にするため にこ先輩を取り込めないか、その方法を考えています。
 にこ先輩は、もう単純です。自分もやりたい、羨ましいオーラを放ちまくります。そして表現の裏返しで勝手に”のけもの”になっています。

 

穂乃果はトップの意識目線で物事を見ていますが、にこは部長でありながら、そんな事を意識せず直感でものを考えています。

 

トップの意識とは他人の事まで考えていることです。穂乃果はこれを感覚で知っています。

 

トップの人の意識として「人の幸せを考える」という重要なミッションがあります。
そして人の幸せが自分の幸せと思えるようでなければトップは勤まりません・・・

 

と、ビジネス書なんかは説いておりますが管理者的に「んなわけね〜よ」とツッコみます。

 

リアル社会の会社では社長、オーナー職の人みんながみんなそんな崇高な意識なんて持っちゃいないって!
それが現実当たり前と実感します。
実際のところ社員のことは配下に任せっぱなしで自分の事しか考えていない気がしてなりません。

 

そうじゃない本当に崇高な社長さんは確かにいます。でも昔に比べたら確実に社長のサラリーマン化は進んでいるでしょう。
 「人の幸せより自分の幸せ」しか考えていない人、多いと思います。
こういう人が額面上「人の幸せを考える」と言っても必ず行動しません。行動してもトンチンカンなアプローチしかしません。

 

よくいるタイプが自分の主観だけで決めて押しつける人。
トップの「こうした方が社員のため」と勝手に判断して押しつけてくるものがけっこう苦痛だったりします。社員は一蓮托生ではありません。
もう当たり前すぎるのですが社員一人ひとりの「こうしてもらいたい」は違うのです。それを社長なら本来把握すべきなのにぜったいやりません。
そして上記のように形骸的で中身のない事を人の幸せと勘違いして満足しているのです。もう裸の王様モード全開です。

 

でもこれでもまだ気持ちがあるだけマシなのかもしれません。
社長は社員に対してもっと封建的です。「働いて当たり前」の意識のほうが強いのではないでしょうか。とても「人の幸せが自分の幸せ」と思っていません。

 

少ない崇高な社長さんに学ぶならやはり思いやりをもって社員に接すべきと考えます。

 

書いていてイライラしてきたので穂乃果に学びましょう。

 

穂乃果のトップの意識は「みんなが幸せにマルっと収まる方法」を模索しています。これには にこ先輩も含まれます。
どうしたらそうなれるのか、人の幸せを考えています。そして物事の要点を導いて自分の経験と重ね突破口を開きます。実に痛快な判断を穂乃果はしています。

 

世の社長さんら法人のお金を使える権限のある人はバブル崩壊後一気に使うべきお金を使わなくなりました。
市場にお金が回らなくなり安いものが価値基準となりデフレスパイラルが起こりました。

 

弱い人は更に加速をつけて弱りました。その後、リーマンショックや震災などもありましたが相変わらず企業のお金を使うマインドは大して変っていないと思われます。
あくまで企業は自分のことしか考えていません。

 

自分のことだけしか考えていいのは社員、労働者だけです。

 

経営者、社長はお金を使ってさらに儲ける仕組みを考えるのが本来の仕事なはずです。

 

政府の政策や日銀のせいにするのは小学生でもできます。

 

世のトップは偉そうな事を社員に言う前に襟を正すべきなのではないでしょうか。

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