弱点を見つけて新商品につなげる
人には必ず”弱点”があります。管理者なんて山ほどあります。
単純に自分の弱点を解消してくれる商品サービスがあればお金のない管理者だって購入を真剣に考えます。
穂乃果と海未の馴れ初めエピソードはこんなことも教えてくれています。
子供の頃の穂乃果は海未に対して、海未の弱点を解消する手助けをしたことにより親友となりました。
その後その親友は穂乃果を動的にも精神的にも助けます。
弱点を解消する商品にダイエットに関するものが相変わらず流行っています。
管理者もかつて流行ったビリーズブートキャンプを購入したことがあります。
ご存じな通りDVDをみながらエクササイズするのですがやってみて挫折しました。それはダイエット以前にこなすのが難しかったからです。
もう速攻で息が揚がりました。体力的に続かないのですがそれでも画面の中のビリーは楽しそうに踊り続けていました。
買った管理者はオイテケボリです。
この商品は基本的な体力が無いと実現不可能の旨を提示していませんでした。
これではいくらダイエットできると謳われても実現不可能と判断され顧客の評価は受けられないでしょう。その証拠に今は出回っていません。
弱点克服の商品サービスは確実に効果が実感できるものが理想ですが、巷に溢れているその商品はとどのつまり「利きそう」程度でも商売になっています。
でも「利きそう」程度では売れても流行りにしかなりません。
利用者に対して確実に効果を実感させるものでなければ、本来いけないはずです。
お客さんは本当のところ商品の評価とか作っている工程とか製造販売者の情熱なんてどうでもいいのです。
求めているのは結果でしかありません。
でも肝心の効能やそれを実現するための情報なんかすっ飛ばして雇われお客さんの声を延々と流したり、取締役社長が直々にアピールしたりと結果に焦点を合わせないで「買ってください」とするものが多すぎます。
広告手法は否定しません。
お客さんの声を載せたり送り手の顔を見せたりするのは心理学的にも大変有効な方法と評価します。
でも評価できるのは広告手法であって、そこで紹介されている商品ではありません。
なぜ効くのか、どういう習慣を行えば結果が出やすいのか肝心なところは・・・
”利用者の個人的な感想です、効能を示すものではありません、適切な運動と食事管理を実施しました”
と画面の横に小さく書いてあるだけです。
消費者は結果を求めています。もし自社の製品が確実に結果をだせると自信があるのなら、結果を出す為に必要な情報は商品とセットにしなければ評価されるわけがありません。
情報だけではありません。消費者が結果を出す為にありとあらゆるサポートを提供しなければ継続的な販売なんてできるわけがありません。必然です。
そんな海の物とも山の物ともわからない商品に手を出すのは情報弱者の年配者くらいしかいません。
絶対的な「結果」が全てです。
いくら売り上げた、のではなく「どれだけ結果を与えられたか」なのです。
このような商材になりうる人の「弱点」はそこらじゅうに転がっています。
自分が感じている弱点は必ず他人も感じています。これを解消するビジネスを確立できれば儲かります。
特に人は自分の身体や心に関することに敏感で躊躇なくお金を使います。
もしアイディアが浮かばなければ他業種を観察してみてください。真似できることがあったりコラボできる可能性も考えられます。
もし管理者がダイエットサプリメントの販売者だったら商品単体では売りません。
消費者の生活全般を検証したコンサルと管理を行った上で商品を組み入れたプランを販売します。商品単価1500円の物をプラン価格2万円以上で売ります。安売りはしません。
そのかわり必ず結果が出るまでお客さんに付き合います。
ただし、商品が「本物」でないと出来かねますがね。