ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

動画の説得力

 

人に何か伝えようとするときってどんな方法があるのでしょうか。

 

一番一般的なのがご覧いただいている文字によるもの、文字情報。文字知識を使い文章で訴えるものですね。

 

視覚聴覚に直接訴えるものでは画像、動画があります。
他にも人間のその他五感に対してあらゆる方法がありますがここでは情報発信に主眼を置いてみましょう。
どの方法も一長一短で発信する情報の属性と適正、伝達の効果を考えて選択しなければなりません。

 

ご覧頂いている「記事」のようなテキスト情報は作るのに手間がかかる、内容はいちいち精査しないと完全には伝わらない、書く人が書けないと始まらない、読む人が読めないと始まらない、読むのってけっこうカッタるい等のデメリットもあるものの簡単に作れる、読む人に選択を与えられる、見える形で保存がきく、拡張性に優れているなど書き手読み手双方に都合がいいようになっています。

 

文字は先進国日本では学校に入るといの一番に教え込まれます。
そんな先進国日本でも文字が発明された太古の昔からほとんどの人が読み書きできたわけではありません。歴史的にはつい最近です。

 

ではそれまで人はどうやって情報を伝達していたかというと「見て聞いて」いたわけです。
それでも生活していく分には充分だったのです。
文字の知識を持っていなくても要は伝達できればいいのだから。

 

情報伝達が進化した今日ではこれが「動画」になります。
ただメディアとして動画と言っているだけでやっていることは大昔から人のコミュニケーションの方法として営まれてきた一番基本的な伝達方法なのです。
読むより見て聞いた方が効率よく短時間で人に伝えられます。

 

そんな能書きとは関係なく部活紹介ビデオを撮られているμ’sなのですが、ことエンターテイメントを発信する場合は画像動画はもちろん必須になります。
当たり前ですが”歌って踊って”は文字ではとても伝えにくいのです。

 

でも文字情報は動画にするととても説得力が増します。
新聞記事を読むよりテレビのニュースキャスターが読み上げてくれた方が直感的にコンテンツが伝わります。
学校の存在も文字情報だけでは伝えきれないし、説得力も少ないのでわざわざ授業という方法をとります。

 

大学も、『のんのんびより』に出てくる旭丘分校みたいにドリルだけなら楽なのですがね。それではコンテンツ的に足りません。
なので、わざわざキャンパスに来させて、机に座らせて講義を行うのです。

 

管理者は脚本の学校に通ったことがあります。
脚本では映像にする為の文字情報を作ることなので、この記事同様ガリガリと書いていくのですが、原稿用紙は1ページ200文字です。
管理者の行っていたスクールはこれを20枚書いて1エピソードを作り上げる方法を提唱していました。

 

200文字×20枚で4000文字、8キロバイトですね。

 

ちなみにご覧頂いている管理者の作ったサイトの1記事はだいたい3kbです。
この数字は人に文字を読ませる場合、短すぎても説得力に欠けるし長すぎると読み手が飽きてしまうので、そのあたりを鑑みて設計してあります。

 

執筆時間はネタのアイディアが固まっている状態で1時間ほど、ネタに詰まって参考文献なんか漁りながら書くと実に3,4時間以上かかってしまいます。

 

管理者はライターではないのでその辺は要領が悪いのです。

 

脚本はこの8kbを延々と考えまくってまとめるわけですが課題として与えられる期限は1週間で初心者なんかはこれでもまとまらず作りきれません。

 

ほとんど書く時間より悩む時間のほうが長いといったほうが適切なのですが1週間悩みまくって完成させた8kbのテキストは、映像を作ったとしたら、内容展開にもよりますが実写だとたった5分とか10分にしかなりません。

 

スクールではこれを20個、30個作って30分もの1時間ものの映像を構成しなさいと説いていました。

 

見るべき所は、文字情報に比べて動画の情報伝達量ってすごく多いのです。文字情報の比ではないのです。

 

しかも見る人の目と耳に直接入りますのでとても直感的で説得力があるのです。
動画の有効性を知れば社員教育の効率化、業務連絡の明確化など利用価値のとても高い方法であることが解ります。
しかも今は簡単に撮影したりネットに乗せて共有できたりと便利な時代です。

 

お金も初期投資のカメラ代くらいで高くありません。スマホでも十分撮影できてしまいます。
これを使わない手はありません。
情報伝達のみを目的とするならば脚本みたいにストーリーを複雑に考える必要もありません。

 

直感的に撮影して配信すれば紙媒体の数十倍の効果が期待できます。

 

μ’sはたまたまファーストライブの模様を絵里が撮影していました。これが功を奏します。

 

エンターテイメントは一回ぽっきり披露しても”また見たい”場合、その都度初めからライブをやり直す訳にはいきません。
映像動画という保存ができて、いつでも閲覧できるようにしないと効果があがりません。

 

写ってナンボの活動で恥ずかしがっている場合でないμ’sなのでした。

 

この記事は文字情報が劣っているという意味ではありません。むしろ脚色するなら文字のほうが拡張性があります。

 

ラブライブから外れますが、渡部高志監督の『ヘヴィーオブジェクト』のEDで、お姫様が旅先で、クエンサーに対してメールを打ちますが途中で止めて手紙に書きなおすエピソードが綴られています。

 

やはりラブレターみたいな気持ちを伝えるツールとしてはテキストで、しかも手書きでしょう。

 

動画でもできますがこっぱずかしくて情緒がありません。
この場合の動画は適正にあいません。
上記の通り伝達にも属性、適正、効率性を考えねばなりません。

 

でないと恥をかいてしまいます。

 

管理者著書

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