ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

勉強の現実

 

にこ、穂乃果、凛は学年に応じた”担当者”に勉強を教わります。それでも一筋縄ではいきません。

 

アイドル研究部はさながら動物園と化します。
さすが志を持った者の集まりでやりたくない意志も筋金入りです。

 

あんまりいい話にはならないかもですが、社会人において勉強の現実について語らせてください。
我々リアル社会で生きている人も勉強の必要性を感じて学校やセミナー、教室なんかに通ったり通信講座に申し込んだりします。

 

知識やスキルを求めてお金を払ってそのような所に行くのですが実際のところ身にならない場合が少なくありません。
本人のやる気次第と言ってしまえばそれまでなのですが、同じ授業を受けても全員同じ結果にはなりません。

 

どうもやる気だけのせいにするのは早計のように思われます。

 

 ”教え方が悪い” と単純に人のせいにもしたくありません。
例えば100人同じ講義を受けていたとして、その中の何人かは修得してプロになったりもします。
マイノリティな成功者はご自身でがんばった結果なので問題ないとして、そうならなかった人はなにが問題だったのでしょう。

 

人のせいにするわけではありません。
ですが教えている人の性質に気付いていないとせっかくの志が台無しになってしまいます。

 

まず認識しておきたいのは講師はプロではない事実です。

 

 「え〜そんなことない」と聞こえてきそうですが実際はそうなんです。

 

スクールの講師はどんな人が務めているのでしょう。
一つは経験者、元プロな人です。
もちろん経験実績があって講師になれるのですからその道に詳しいはずです。

 

でもネイティブではありません。およそ過去の情報しか持っていません。

 

よく「以前はこうだった」なんて講義で話したりします。
それは古い情報しか知らないことになります。

 

軽く一世代前の話を聞いても今現在で通用するとは限りません。その講師は”元”になったとたん、つまり現役を退いた時点で時計が止まっています。
情報価値は年々低くなることはあっても高くはなりません。
教わる人はこれから始める人たちです。

 

この時系列の違いが「使えない」のです。

 

二つ目に講師は、特に講師専門の人はその道の成功者ではありません。
これは簡単な理屈です。どんな業界でも世の中から評価されている人は仕事に困っていません。そして当然忙しいのです。講師なんてやっている暇はありません。
ハッキリ言ってしまえばその道のヘタクソな人です。クオリティが低い人なのです。
成功していない人の話を聞いても成功なんか出来るわけがないのです。

 

三つ目は、これが一番多いかもしれませんが経験、知識はあっても人に教えることがうまくない、または出来ない事実。

 

例え講師の持っている経験知識が豊富でもそれを人に伝えるには、それとはまた別のスキルが必要です。
これが出来ていない、自覚していない講師がとても目立ちます。

 

普遍的な情報の語学の講師にしても、英語が出来ます、日本語も話せます、でもそういう才覚溢れる人が必ずしも人に教えることが出来るとは限りません。
人に物事を教えるとは、それだけで出来る出来ない、うまいへた、人間性、表現力、演出力に品質が左右されます。

 

実際に管理者も人生の中でこのようなスクールに何件か通った経験があります。
そしてだいたいフラストレーションを感じることが珍しくありません。
素人目にも教えるのが下手なのです。

 

中には教える以前の問題な講師もいます。
声が小さくて解らない、言っていることが支離滅裂、なんか無駄に偉そうetc・・・
これではお金を払った意味がありません。

 

ですが、こんなもんが現実です。
始末に負えないのが実績があれば人に教える資格があると勘違いしている講師です。
聞くに耐えません。

 

人はなんでも出来そうで実はなんでもは出来ません。

 

その業界でうまくいっても(うまくいった時代があっても)だからといって人に教えられるというものではないのです。
この現実を知っても高いお金を払って通う価値が本当にありますか?
しっかり自分と相談した方がいいと思われます。

 

実はこんな問題を解決する方法があります。それはズバリ「プロに教わる」のです。当たり前ですが現役のプロです。プロに仕事として依頼します。

 

絵を習いたければ絵で食べている人を探し直接交渉して仕事を依頼します。

 

楽器を習いたいのならその楽器で食べている人に依頼します。

 

語学を習いたければその国の人とお知り合いになる方法を考えます。

 

HTMLを勉強したければウェブデザイナーに依頼します。

 

要はだれでもウェルカムな学校で品質の低い講義を聞くか、多少教えるのが下手でも「本物」から教わるか、またプロに依頼するほど修得するものに価値や情熱を認めているか、本当にやる気、習う気があるのかということです。

 

どうしてもプロには頼みにくい場合は学生に家庭教師してもらうといいです。
学生は学習のプロです。その道に費やす時間も社会人より豊富です。

 

学生も人に教えることで成長できるし、教わる側も敷居の高さを気にせずかつスクールに払う学費よりも安い金額(学生にとっては高い)でお願いできます。

 

お互いWINWINな関係が作れて、そこから縁が拡張出来るかもしれません。

 

このように習うこと一つとっても我々が考えていることと現実が乖離している場合があります。

 

無駄なお金と時間を費やさないように願うばかりですが、ここに紹介した事例はうまくなる、プロ級になることを前提としています。

 

カルチャースクールみたいに楽しむ為の学校はこの限りではありません。

 

どうせ習うなら価値の高い先生に習いたいものです。

管理者著書

『シナリオ技術とビジネスセミナーの融合〜売れるバックエンドのストーリー〜』



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