ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

答えのあるものと無いもの

 

勉学は答えがあります。

 

試験で赤点をとらないように勉強し記憶することで一定の答えを導き出せれば得点となり成績が上がり赤点は回避できます。

 

しかし世の中には答えが無い事柄のほうが多いのは周知の事実です。
商売やビジネスはその最たるもので、目的が「稼ぐ」であればそれに決まった方法論はありません。

 

 にこに対する希の存在のように誰かが”わしわし”してまで教えてくれることもあまりありません。

 

 「稼ぐ」仕組みでは、答えのないフィールドを彷徨って誰でも結論に辿りつけるわけではありません。
そこで社会にはサラリーマンという仕える専門職を設定することで万人が安定した所得を得るシステムを構築しました。

 

サラリーマンは特定の稼業が出来る人の方針決定者に従うことで生活を担保できます。

 

無論サラリーマンでも答えのない仕事に従事している人も多くいますが経営者、創業者等に比べればローリスクで収入を得られ大変合理的な仕組みとも言えます。

 

ですがこの合理的な仕組みは万人にフィットするのかというと、人はそんなに単純にできていません。
落とし穴がたくさんあります。

 

戦前戦後あたりまで日本は今に比べてたくさんの職業がありました。
食料品だって昔は専門店で買うしかありませんでした。
スーパーマーケットで取り扱っている商品は、今はそこに行けば一か所で全部買い求めることが出来ますが、昔は一軒一軒お店を巡らないと揃えられませんでした。

 

食料品の仕組み一つとっても解りますが個人商店の商店主は「稼げる」方法を見出した事業主です。

 

対してスーパーマーケットで働いている人はほぼ全員仕える人、サラリーマンです。

 

合理性を追求した結果「稼げる」人が淘汰され代わりにサラリーマンが台頭します。
過去のサラリーマンは「奉公人」の名でその他数ある専門職の極一部でしかありませんでした。

 

高度成長期を経て今日の経済規模を誇る日本においては必須な仕組みだったのでしょう。
でも単純に本来有能であるはずの「稼げる」人を退ける結果になりました。

 

おかげで日本の職業は戦前約三万種あったものが現在では二千数百種しかなくなりました。

 

このたった百年にも満たない時間の中でこれだけの変化がありました。
この変化は合理性という便利なものを手に入れる代償としてさまざまな弊害も生んでいます。

 

普通に暮らしている分には気付きにくい、あるいは認識しても人ごととして片付けられますが、そんな人でもいざ「失業」となったら選択肢の少なさに驚かされます。

 

日本の場合は求職の数だけはあります。でも求職数=選択肢にはなりません。

 

数があったって選べないのが実際のところです。そして、自分の「生きる」能力の無さを実感せずにはいられなくなります。
切実に「どうやって生きていこうか」と思います。

 

生きる為になにが自分に出来るのかが解りません。サラリーマンという仕組みは便利である程度確実に収入を確保でき、保障もされますが反面、本来人の持っている「自立」を妨げます。
学校を卒業して就職して親に頼らず自分で生活すると「自立」と見なされますが、ここが落とし穴で実際は「自立」していないのです。

 

 「自立」したふうに見えるだけです。

 

会社から出てしまえば定年退職したのと同じ状況になってしまいます。当然年金なんか出る歳ではありません。失業保険なんかも時間は稼げますが解決にはなりません。

 

なんとか経験など生かしてまたサラリーマンに戻ります。でも安住の地ではありません。

 

会社員はその枠組みに自分を合わせていかねばなりません。
価値観の違う人間同士が目的を一つとして活動するのですが本来人間の優れた特徴でもある多様性が損なわれやすい側面もあります。
自分の個性ばかり出していては協調性を問われる場では好まれません。

 

そして人間関係で疲れます。

 

酷くなると病気になります。管理者は今最も流行っている一般医療は「精神科、心療内科」ではないかと感じています。どこも盛況なのです。

 

そしてせっかく再就職しても同じような問題に悩まされます。なんとか自分との「妥協点」を見つけようとして継続を図ります。そうこうしているうちに自分が気付かないうちに「麻痺」していきます。

 

会社員、サラリーマンを否定しているわけではありません。これで「幸せ」ならばそれに越したことはありません。
でも合理性の名のもとに全ての人が向いているわけではないのです。むしろ向いていなくて当然なのです。

 

出来れば「妥協」することを得意とせず「多様性」を拡張させたいとは思いませんか。

 

それには準備が必要です。まずは結果を定め、行動するために考え方を改める「思考の転換」を図らないといつまで経っても変わりません。

 

起業することだけが自立ではありませんが、自分は成功していないと実感し成功したいと願うなら「思考の転換」は避けては通れないのです。

 

そしてその答えはあなた自身の中にあるのです。

 

管理者著書

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