ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

経験に失敗はない

 

人は生きていく上でいろんな経験をします。

 

志のあるものから仕事や生活していくための動作や工夫、自分の嗜好に沿った行動や考え方、その時感じた感情など。
生きることは経験を積み上げていくこととも言えるでしょう。

 

自分がうまくいったと思えれば成功で、うまくいかなかった、ダメだったと感じれば失敗となるでしょう。
でも考えてみてください、そもそも失敗ってあるのでしょうか。

 

絵里は子供の頃バレエのコンクールで悔しい思いをしています。
恐らくこのことを絵里本人は”失敗”としたのでしょう。

 

バレリーナの絵里が楽しそうに踊っている様を理事長室の扉で閉ざすシーンがあります。
これは失敗と感じて自ら”封印”をした、と管理者は解釈したのですがいかがでしょう。

 

その後、平野文さん演じる絵里のおばーちゃんに諭され慰められます。

 

ですが高校3年生になった絵里の心中はいまだ後悔とか失敗の念を引きずっているようです。
確かにロシアのバレエコンクールでトップを取れなかった事実は、それを目指す者にとっては失敗なのかもしれません。

 

でも上位に入れるだけの努力と情熱はトップを勝ち取った人となにか変わりがあるのでしょうか。

 

管理者は凡人なので、それだけでも「凄い」と思えますしトップなんか取れなくたってプロフェッショナルと認められます。

 

それは決して失敗などではありません。本質は絵里のおばーちゃんがちゃんと解説してくれています。

 

リアル社会では失敗とはどんなことでしょう。
人を殺したり傷つけたり犯罪に手を染めたり、は人生の失敗でしょう。
会社の経営者が判断を誤り倒産に追い込まれて従業員を路頭に迷わせた、これも失敗でしょう。

 

単純にこれだけではありませんが総じて自分以外の人を巻き込んで相手に極端な不利益を与えると失敗となります。

 

ラブライブから脱線しますがハリウッド映画の「サンシャイン2057」では宇宙船で太陽光を遮る為のパネルの角度を1度間違えた為に、船外活動中の仲間の乗組員を死なせてしまうシーンがあります。
パネルの角度を計算した人は自分のせいで死なせてしまったと自責の念にかられます。

 

他の乗組員がその人に施した措置は「自殺防止」でした。
この描写で感じるべきは失敗とは自分以外の人に多大な悪影響を及ぼした場合に決定的な失敗となる点です。これが本当の「失敗」です。

 

逆の解釈をすれば自分のことだけの失敗は、そう感じるかもしれませんが実は失敗でなくひとつの経験でしかないのです。

 

そして自分が思っている失敗は自分だけの経験かというとそうではありません。

 

世の中レベルで考えれば同じような経験をしている人がゴマンといます。
ゴマンといる事実に気が付いていないだけなのです。

 

そして人は失敗したと自覚すると原因を探ったり解決策や打開する方法を考えます。
どこで間違ったか、どの局面で判断を誤ったか、何に気付くべきだったか、やるべきことはなんだったのかを真剣に模索します。
検証すればするほど失敗感が薄れ経験値になります。

 

その経験値はスキルとなって利益をもたらします。これを利用しない手はありません。

 

絵里はバレエコンクールでトップのプリマになれませんでした。
これは「トップになる」一面でしか評価していません。自分で勝手に一面しか見ていないのです。

 

そして絵里と同じ思いをしている人、これから絵里みたいにトップを目指す人はゴマンといます。
そういう人たちにとって絵里は価値のない人でしょうか。当然「否」となります。そしてそこに「共感」が生まれます。

 

見方、視点を変えて客観的に自分を見つめ直してみてください。
誰しも生きている以上、自分の経験は利用できる可能性を秘めています。売ることだってできるのです。

 

その方法の一つが管理者のやっている情報発信になります。インターネットを通じて自分の経験に付加価値をつけて「共感」を呼びコミュニティーを形成することによって、見たり読んでくれた人に利益を与え発信者も収益を上げることに利用することができるのです。

 

経験は拡張可能なのです。

 

絵里みたいに自分ひとりの失敗程度で封をしてしまってはもったいない。

 

ましてや失敗したからといって人が「死ぬ」理由になんか絶対にならないのです。

 

答えは自分の中にあるのです。

管理者著書

『シナリオ技術とビジネスセミナーの融合〜売れるバックエンドのストーリー〜』



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