ラブライブ!ビジネス論 高坂穂乃果はCEO

このサイトの記事は 『c2013 プロジェクトラブライブ!』 よりビジネス論比較研究の為に引用させていただきました。

やりたいこととは

 

やりたいことってなんでしょう。

 

管理者的には社会人になって以来ずっと考えてきた課題でもあります。

 

ある人がアンケートをとった事例を知っています。
内容は「今、余命一カ月と医者から宣告されたらなにをしたいか」でした。
アンケートの規模とか詳細は覚えてないのですが回答のほとんどがあまり大したものではありませんでした。
 「家族と過ごす時間」とか「昔の友人に会いたい」とか。

 

一か月しかないので多くを望んでも叶わないと悟ればこんな回答になるのでしょう。意外と何気ない、いつでも出来ることが多かった印象があります。

 

でも”いつでも出来ること”を余命一カ月のやりたいことに挙げるということは、いつでも出来ることは普段やっていないという意味にもとれます。
 「いつでも出来る」、「そのうちやる」はいつまで経ってもやらない、出来ないのが実際なのではないでしょうか。

 

管理者も「そのうちがんばる」と自分をごまかして気が付けば、鏡の中の自分は頭に白いものが目立つようになり「あ、俺、なにもしてね〜じゃん」となっています。

 

絵里みたいに劇的な出会いはリアルではレアケースです。そのあたりは自分で補うしかありません。
何かに取り組む時、この”いつでも出来るモード”はブレーキにしかなりません。
世の大成している人は目標に対して必ず具体的な期限を設けています。それを一つづつクリアしていって積み重ねることで成功を手にします。

 

なかなか凡人には出来ません。そこで余命を引用してみてはいかがでしょう。さすがに一カ月では仕事なんかの目標としては短すぎるので、例えば余命一年としてみます。

 

一年でなにか成し遂げなければなりません。でないと未練が残ります。
バケて出ても問題解決にはなりません。

 

本当に死ぬわけではないので仮に余命一年と設定すれば自ずと今やるべきことが見えてきます。

 

そして”急いで”やるようになります。

 

それでも集中力を持続させる意味では一年は長いです。途中でモチベーションも下がるでしょう。
このときにも”余命一年”であることを思いだしてください。一年を細分化して余命一カ月でも有効ですが毎月死ぬことになり現実味が薄れます。

 

やり遂げたい事を一年と設定すれば普通に考えて行動したら3年5年10年とかかることが一年で出来てしまうかもしれません。

 

少なくとも目標達成までの時間は短縮できます。
そしてやりたいことの設定もはじめのうちは曖昧でもいいと思います。なぜかというとやっているうちにいろんな新しいアイディアが浮かんでくるからです。

 

この効果はやらないと出てきません。

 

やってみると解りますが具体的に取り組むことで次から次へと頭に浮かんできます。
 「あれもやらなきゃ」「これもいれなきゃ」となります。そうしてやりたいことを具現化していきます。

 

つまり「走りながら考える」ということです。走ることで考えがまとまります。走らないとなにも思い浮かびません。止まっていては妄想の域を出ないのです。

 

そして活性化した感覚により自分の中にある答えが見つかります。
やりたいことは人から授かるものでなく、答えは自分の中にしかないのです。

 

絵里はジレンマと闘っています。
希に気持ちをぶちまけたあと、ふと教室に戻り普通の高校生の絵里の姿が描写されます。

 

これが本当のあるべき姿で、そこには生徒会長とか責任感、義務感などはありません。
ようやく心の鎧を脱いだ絵里は正直に自分のやりたかったことを見つめていたことでしょう。

 

諦めかけていたところに穂乃果が手を差し伸べます。

 

現実はこんなドラマティックではありませんがやりたいことに正直でどん欲な人が成功者になれます。

 

そのロジックはリアルもラブライブも変わりはないのです。

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