シナリオ教室の劣等生|シナリオの本質とは

食っていけない脚本家

食っていけない脚本家

 

 

脚本家は基本”負け組”前提の仕事である。

 

スキルとしては大変優秀な ”勝ち組” であるが、経済的には完全な ”負け組” に分類される。

 

もし成功したとしても かなり後払いな職業環境であるのだが、一方では恵まれてもいる側面もある。

 

 

モノ書きはビンボーである

 

吾輩は脚本家である。金はまだない・・・

 

成功者でもある先人の脚本家の大先生でも

 

 ”脚本家なんて目指さないほうがいいんじゃない?” と申しております。

 

脚本家に限らず映像畑の人、特にアニメ関係者の経歴インタビューなどを聞くと必ずと言っていいほど食えない時期のお話しが出てきます。

 

それでもまだ脚本家は恵まれているほうで、立場的、権利的にも制作工程的にもいい方なのです。

 

脚本家稼業は文化としても職業としても廃れずに残っているということは、いかにガンバリ屋さんががんばっている証なのでしょう。

 

とかく日本は文化的スキルに対してマネタイズが疎かであります。映像クリエイターしかり、楽器演奏者しかり、役者しかり、芸術家しかり・・・
習熟するのに莫大な経費、時間、モチベーションを要求されるわりに お金にならない環境は何とかならないものでしょうか。

 

脚本家も歌手も一発当てないと成功者になれません。そんなレアケースを狙って仕事なんかしていられないじゃないですか。

 

もうあとは考え方を変えるか、収入源を他に託すかしかありません。

 

プロの脚本家さんだって月一本レギュラーでは到底食っていけません。2〜3本もってようやく人並みだそうです。

 

それでもキャリアを積んでヒットした作品の担当脚本家になれれば印税収入も期待できます。あくまで自分の書いた脚本のアニメがヒットした場合に限ります。

 

最近はアニメも海外輸出されていて 脚本家連盟などの著作権管理団体も対応しているみたいです。

 

そうなれば自動的に何もしなくても収入が発生します。この点が脚本家の恵まれている所であります。

 

管理者含め初心者には厳しい現実ですがそれでもお金にならなくても取り組みたい人、脚本家志望者、予備軍はとても多いように感じます。

 

でもでも お金になりません。

 

ではプロの脚本家を目指して、結果プロデビュー出来たとしたら それまでの時間はどうやって賄っているのでしょうか。

 

バイト、シナリオスクールの講師、貯金で生活、ヒモになる、会社勤めで細々と執筆活動を続ける・・・
あまりパッとしません。

 

プロの脚本家さんのお話しでは
食えないよ、お金ないよ、時間ないよ、健康に悪いよ、ストレスてんこ盛りだよ、それでもなりたいの?

 

だ、そうです。
それでもなってみたいのです。なんとか賄ってチャンスを待っているのです、皆さんそうなのです。

 

 

3年間でなんとかメンターに巡り合う

 

現実問題はなんとか解決方法を作っておかなければ生活が壊れたら身もフタもありません。ですから志は立派でも足らない部分を放ったらかしていては実現するものも叶いません。

 

足らない部分とは ”お金” と ”時間” と ”環境” です。

 

そこである脚本家さんは期間限定を提唱しておられました。

 

脚本家を志して ”3年” でなれなければ諦めろ。

 

これは長いか短いかはその人の境遇もあると思いますが妥当な線かと 管理者も思います。
積極的に取り組んで3年でケリをつける。これ以上固執するような職業ではないということなのでしょう。

 

役者とか芸術家に比べれば短いのではないでしょうか。この3年の内にシナリオを書いて、勉強して、賞でもなんでもとって人脈を繋ぎ実際に脚本家となる。
この最後の ”人脈” が開かない扉をあけるカギになるのです。

 

そして、これが重要なんですが

 

 ”成功している脚本家にはメンターが必ず存在する” のです。

 

メンターとは何か、それは自分の面倒をデビュー前から見てくれる業界関係者に他なりません。

 

意外にプロの脚本家になったキッカケは・・・
知り合いに脚本家がいて手伝ってくれと頼まれて、やっているうちに書けるようになってそのあとプロデューサーを紹介されて、なんとなく脚本家になりました。

 

なんて、そんな程度なのですよ。

 

それはもう巡り合わせとしかいいようがありません。
シナリオコンクールで入賞しても このメンターが現れないと仕事としての脚本は書けません。

 

書ける機会がありません。

 

だからコンクールで賞をとっても必ずメンターが現れる訳でもないので意味がないと思うのです。

 

この意見を否定する人は 入賞してうまくメンターに巡り合えたラッキーな人です。それはラッキーなあなたの巡り合わせがよかっただけだよ、と言いたい。

 

むしろこのメンターさえ巡り合えれば、ぶっちゃけシナリオの技術が未熟でも業界に入ってから学べばいいことです。
そうして制作会社出身の脚本家さんは現場で学んで、それを支えてくれるメンターや上司や仕事仲間と一緒に成長していきます。

 

極論を言えば 脚本家になりたいのなら、勉強よりもメンターと出会うことに集中したほうが早い・・・のではないでしょうか。

 

がんばって勉強してもメンターには会えません。行きつく先はコンクールくらいしかありません。脚本を勉強するよりプロの脚本家との付き合いでもあったほうがよほど職業としての脚本家に近付けるのです。

 

昔はシナリオスクールでもプロの脚本家=講師から誘いを受けて結果を出してプロになった生徒さんもいた、と聞いたことがありますが今は皆無ではないでしょうか。今は講師だってチャンスを待っています。

 

本業であるはずの脚本稼業では食えないので講師をしている人に仕事を紹介するほどの余裕があるわけありません。

 

3年でメンターに繋がる行動をし続けて なんとか業界に食い込まなければならないとすれば、人脈作りで3年もかけて叶わなければ その人は向いていないと判断せざるを得ないのではないでしょうか。

 

そういう仕組みもなんとなく見え隠れしてきます。
なので出来なければキッパリ諦めて現実を見て働く。他の職業を探した方が幸せになれる、ということだと思います。

 

3年以上人生の時間をかけない。

 

そして3年間だけなら がんばって専念できる環境を作ることは努力範疇ではないでしょうか。

 

管理者は、といいますと、シナリオスクールに通っていた時期がこのサイトを作っている3年前でその後、挫折しましたので空白が2年くらいあります。

 

なのであと2年というところでしょうか。
別に食べていけて執筆活動を続けられれば5年でも10年でも継続していけばいいと思います。

 

環境が整わない人は3年期限、それまでに環境が整うか(収入源の確保ができるか)プロとして、脚本家として収入を得られるか、しかありません。

 

シナリオの勉強とは全く違う処世術がなければいくら志しても叶わないので違ったアプローチを考えて行動しなければなりません。

 

それが真実ではないでしょうか。

 

 

お気楽に取り組むべし

 

アニメの脚本家になろうとしている人にとってはあまりにも本筋とかけ離れた現実がお分かりになったことでしょう。
そんな脚本家稼業でもいいところもちゃんとあります。

 

まず自由業になると日常がお仕事で、本来は無職、でも好き勝手なことができる素敵な仕事・・・

 

そう思えば仕事が来なくてもお金が無くても楽しめるってもんです。

 

精神的にアニメ制作者はアニメを愛しているから続けていられると、思いたい。
脚本家になれれば当然自分の好きなネタが業界サイドで見たり聞いたりできます。

 

アフレコにも参加できます。声優さんともお話しが出来ます。
アニメーターさんの背後霊となり、作画の様子(自分の創作したキャラクター)が見れます。

 

ハリウッドとは違う日本の脚本家環境は、大して期待されていない、その分だけお気楽な部分もあります。

 

プロの脚本家なんか簡単になれません。

 

超狭き門、クローズドビジネス、だからこそ気軽に取り組むべきなのです。

 

 「なるようにしかならない」 のですから。

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第一章 シナリオ構築の全体像
参考に過ぎません
必要な作業とは
小から大へ向かう
この作業に取り組める人とは


第二章 実作業に取り組みましょう
テーマの設定
ログラインの決定
お話しの骨格を設定する
キャラクターを作ってみよう
プロット出しでアイディアを量産する
箱書きで構成を検討する
下書きシナリオ執筆
推敲と清書


第三章 お話しの作りはお手本からマネをする
現実的な“マネ”とは


第四章 コンクールに応募する場合
応募要項は鉄板ルール
スケジュールに気をつけよう
添付するあらすじについて

 


※16075文字

 

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